記事「紀貫之」 の 検索結果 72 件
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黄金三角 1 人麻呂と依羅郎子どこかの地下鉄の、中吊り広告で見たような「題名」に釣られてページを開いた方には、誠に申し訳ありませんが、このページは、あの、有名な外国の何処かの海域(バミューダ沖?)にあると云われている「超常現..
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柿本人麻呂の謎 16 おまけ(承前) 『公卿補任』の具体例を引いて紹介しておきます。柿本人麻呂と並び、和歌の世界では有名人である大伴家持は、天平十年(738)二十一歳で正六位の内舎人となった後、三十二歳で従五位下..
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柿本人麻呂の謎 15 写本の宿命?(承前) 若しも、誰かが「冤罪」で官位のすべてを剥奪され、その事実が正史から削除されていたら「復位」を請求する根拠すら失うことになりかねません。柿本人麻呂が八世紀初頭に起きた何らかの重大「事件」に..
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柿本人麻呂の謎 14 「死」に臨み(承前) この項とは直接関係のない事柄になりますが、柿本人麻呂と並んで万葉歌人として有名な山上億良(やまのうえ・おくら)は大宝元年(701)当時、無位、つまり唯の人に過ぎませんでしたが「続日本紀」..
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柿本人麻呂の謎 13 藤原と菅原(承前) お断わりするまでも無く、上述の「小説」は筆者の妄想に過ぎません。一つ違いの二人が「絶対に出会うことがなかった」と言い切れないのと同様に、二人が何処かで間違いなく会っていた、という資料も無..
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柿本人麻呂の謎 12 小説の参 難題(承前) 紀貫之が、何時の日にか公にする事があるかも知れないと密かに思い、下書きとして暖めていた「歌論」に筆を加え、蔵人所を通じて「仮名序」として奏上すると、再び、藤原時平からの呼び出しが掛かり、..
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柿本人麻呂の謎 11 小説の弐 選抜(承前) 母屋から五十歩ばかり南西に離れた場所に建てられた家屋は、二方に生垣が廻らせてあり他の建屋から繋がる廊下などは設けられていないようにも見える。部屋は五つばかり、開け放たれたその内の一部屋が..
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柿本人麻呂の謎 10 小説の壱 呼出し(承前) 庭とも呼べないほどの広さではあるが、南に面した縁を取り囲むように花木を植えられるだけの場所が残してあるのが、せめてもの風雅というものか。 夕間暮れ、役所から戻った男は、いつものように..
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柿本人麻呂の謎 6 正三位は追贈か(承前) つまり問題は「古今和歌集」で紀貫之が仮名序で述べた「正三位」という一言に尽きることになります。繰り返しになりますが、そのような高い「位」を授与された人物については「必ず」正史が記録してい..
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柿本人麻呂の謎 1 大き三つの位おぼろげな記憶だけを頼りに府道を進むうち、左手角に見覚えのある消防署の建物が見つかり交差点を右に入ると、急な下り坂が現れる。此処までくれば、もう間違いは無い。坂を一気に降りきって、公園のように整..
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国風文化と浄土信仰【教科書まとめ】◆国風文化◆ 国風文化(こくふうぶんか)は、10世紀から11世紀前半頃に貴族がになった。 唐風の文化をふまえて、日本の風土や生活、人々の感情に合った文化になった。 ◆仮名文字◆ 仮名文字(..
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《『短歌研究』勉強帖 2016年4月号》谷口与鹿:手長像(高山祭) ---尾崎まゆみの「さくら花」にまなびつつ--- 少し時間ができたところで、4月号の勉強を始めたいと思ったが、この号は初めの記事によって気..
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