記事「詩」 の 検索結果 48594 件
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回想の回想の古びたレンガをつぎからつぎへと積み上げていつか事実から遠ざかって夢が入りまじってそれでもレンガの階段の先からつぎからつぎへと積み上げて 高く建物は消え木々は隠れ山々は地..
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きえておまえはきえてしまった 大通りからわき道にそれて そのまま 『さよなら』のひとつも残さず おいら おまえを手玉に取って 材木置き場のでこぼこの擁壁にぶつけ ..
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手にあまる小さな手には握りきれない大きなソフトボール 新しくてまだ硬くて 昼休みに運動場で だれが打ったのかはわかわかりませんが それがぼくの頭部を直撃して ぼくは倒れます ..
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男と女の時辛くながい仕事を男と女で ふたりだけで何ごともなくやり終えて ほっとして 笑いをうかべあって 帰路は別々なのに コトバを交わしたわけでもないのに まるで予め約束しあっ..
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おいらっておいらって ひとでなしでさ 恩をあだで返し へいきで約束を破り 嘘つきまくりで のうてんきで つまりさ 常識的な尺度をはなれて したいことをしてるのさ ..
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揺れてあすは一気に冬になりそう コンビニコーヒーをのみながら 青空を見上げながら おまえの そんな予想を耳にして わたしは 黙ったままそうだねって頷いて なんとなく..
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石ころ石ころが頬をかすめて背後の壁にあたって 乾いた音を立ててはねかえって路上におちて 転げて 悪い知らせの余韻がくゆり つい環境を目まぐるしく変化させ おしゃべり..
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水晶を石灰岩の白い岩肌の 発破で崩れた 危うげな傾斜を 這うようにして ゆっくり進み 指先で小石をはねのけ 水晶を探し 転校する友へ 手渡したくて 時を共有した..
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ぼったくりスマホの電話に履歴があって 番号に心あたりはなく どうせわたしには嫌な報せばかりで きっと市の検診の結果がでて再検査が必要でとか せいぜいそんな類いで それでも ..
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男の時と女の時女は青く澄んだ秋空を眺めます すっかり払いのけたはずの けがれた欲望やみえすいた矜持の黒雲が 山すそをゆっくり上ってきて 上りながらささやきかけてきます たとえば..
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あすは明るくいらいらして 灰色のコンクリートの壁に 両腕を支えにして 思い切りひたいをぶつけ 手探りしても スクリーンにうかぶシルエットは 透明な曲線のいりまじった空間と あ..
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根無し草愛しいひととの別れは 耐えがたい たしかに時は慰めてくれて いつか 涙は枯れ 交わした仕草も科白もよそよそしくなって 芝居じみて BGMさえ流れ それでも不..