記事「詩」 の 検索結果 48526 件
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いつかいつか 体のあちこちに火の手があがり うすい煙がたちこめて おいらはむせて うめき声がでて せめて 幕を開けたばかりの空をあおぐ 霧雨が漂っている そのままじっ..
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丸太ん棒左脚は丸太ん棒だ 急いで階段をなんども上り下りしていたら ふくらはぎのどこかがプツンと切れたような感じがして すぐ痛みがはしる 走るのはもちろん 歩くのがきつくて ..
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初夏コーヒーが紙コップをみたすまで 店内はまだ空いているので コンビニの女店員と話しをかわす 『きょうは雲が濃いね』 『これから晴れて暑くなるらしい』 アイスにしよう..
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ノラネコが台所のガラス戸に茶色い影が写る わずかに動いて 戸を開けると おまえがいる おまえはどこから来たのか 路地の物置小屋や木立や柵や花壇を 曲がり横切り やり..
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笑みなぜなのでしょう こんなわたしに あなたは 木陰の下のベンチでコ-ヒ-を飲んでいるわたしに 歩きながら笑いかけたのです その澄んだ笑みの 木漏れ日にゆれる眩しさに わ..
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約束おまえは 約束しようという たわいもない約束だから おいら それにこたえようとしたのに コトバは 胸につかえて のどをつまらせ 切ない息になるばかりで た..
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遠吠えもう春も過ぎようとしているのに 真冬の暗い田舎道で転んで 手のひらと膝で四つ足になって 雪のちらつく闇に ため息まじりに つい出た アルコ-ルのにおいまみれの ..
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青空で裸で 青空を泳いでいたら きらめく雲の滝にすいよせられて そうそう 小さいとき 滝の絵をかいて 青くそめて ばかだなあ ほんものの滝を見たことがないんだな ..
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目覚めても目覚めても 目覚めた気がしなくて 起き上がろうとしても起き上がることはできない 金縛りにかかってるのかしらなんて はじめての体験にひたっていると 女のひとが 見知ら..
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屋上にてビルの屋上で 口を閉ざしていても ヤツの酷さはつたわってくる ヤツの笑みは さげすみの高みでのどをならし オレとの関係を断ちきる喜びで目を潤ませて かけるコトバはひとつ..
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春霞券売機に不慣れで ついビールの券が二枚になって お店のおねえさんに一枚キャンセルしてもらって ほっとして 食事のまえにぐいっとコップを傾ける 憂いは晴れたか ド..
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雪が心のスクリーンにうつしたイメージを あらわそうとすると なにかが どこかが欠けている 首をかしげて あれをつけ足し これをつけ加え ほら 雨が白っぽくなって..