記事「詩」 の 検索結果 48526 件
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ベンチで海を見下ろすベンチでわたしは 風が運んでくる砂にまみれて 太陽に照りつけられて おまけに 昨夜の台風の おののきの名残りで 不眠で荒んで気怠くて なにをするのも億..
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夏休みたまたま 吉田拓郎の『夏休み』が耳にとまり それは夏休みを待っているやるせない歌だが いまは 8月29日 もうすぐ夏休みも終わろうとして いつのまにか わたしは過..
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ハチに刺されてハチに刺された 生まれて初めて 海外ドラマ ようやくイントロが終わって 男は酔っぱらって家路につく 居間に入ると 男の顔は画面いっぱいにひろがっ..
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確かにおまえは日焼けした黒い顔であらわれ びっくりした表情をわたしに見せる 驚くのはわたしのほうだ 迷いながらなんとかタクシ-でここまできて 一階の道路側の表札のない..
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喪失一 どれだけ気を失っていたのか 開いた目に 光りがしみわたり 草にかこまれて つぎに 耳を 耳鳴りか蝉の声かどちらともはっきりしないまま かけめぐり..
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水平線あの水平線まで ゆったり泳いでいれば きっとたどりつくことができる 空と海を切り取った 黒っぽい長いロープは浮き沈みしたり 前後左右に揺れたりしながらも 脇の下..
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パンクきっとパンク すぐわかる いつもは気にならない地面のでこぼこが 薄情な裸身をさらして わたしのお尻に 鋭くつたえてくる 大通りに出るさいの 排水溝のふたのくぼみの..
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ああして川の流れを眺めながら もしもあのとき ああしていなかったなら そして ああしていたなら わたしはどうなっていただろうか 過去をふりかえると だれもが持って..
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糸知らなかった わたしは何本ものしなやかな糸にぐるぐる巻きにされて はじめの一本はおぼえている きっと学校に通いはじめて 時間に追い立てられたとき あしたが早いんだから..
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ときめきかつて わたしの夢の世界に光りをまき散らすと 一面に みずみずしいお花畑がひろがって そこには なん匹もの白い蝶がたわむれていた それなのに いつからか蝶は影をひそめてし..
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絵ハガキ魚釣りをしているひと達を のんびり遠くから眺めていると 一枚の絵ハガキが目のまえを舞って 足もとに落ちてきた 差出人はわかっていて 中身もなんとか推測がつく 拾い上..
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いろは戯歌いいってこと 論より証拠破廉恥で 座興ついでに唄になぞらえ いい月夜 いじわる雲に居よられて 緑青色にロマンス染めて 花よりも はかないおまえ羽目外し ..