記事「詩」 の 検索結果 48528 件
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小雨の町夜の町の徘徊で電話がながれた 耳の奥に なんどもなんども するどいパンチがくりだされて オレの時は柔らかくなった 町の灯はうるんでいた 一 パンチをくらっ..
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倒れる息をのむ オレの自転車が倒れそうだ 隣りに自転車をとめたひとの 腕が 買い物袋をカゴにおさめて 向きを変えようとした そのとがった肘が オレの自転車のサドルにあた..
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いくじなし風は厚い雲を流すのをあきらめて 町におりてきて 街路樹をあおって 地面をすべって あたしにひとこと 冷たさが身にしみるでしょ 芯の芯まで凍らせてあげる 耳元にすり..
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虹女からメ-ルがきた あたしはもう 時のレールを踏み外しました 北の空では 満天の星がきらめいて あたしは星蹴り遊びをしたり 絵筆を握って夜のキャンバスに ..
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喪中はがき一 突発事案の発生である。 署から警察無線が入った。 「不審火だ、死者も出ている」 住所氏名が告げられたとき、 交番勤務の彼はとっさに頭に浮かんだ。 数時間前、..
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落ち葉隣りのさざめきと その隣りのきりきり舞いと競うつもりはない ぼくは静かに穏やかに過ごしてきて 季節は晩秋 小雨でも風は強くて カサを斜め前にして隠れようとしても 下..
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沈んでいく言われなくてもわかってる 踏み出さなかった道の先に何があったのか そんなこと考えたって仕方がないって だけど 考えてしまう この今は 容易に見通すことができる ..
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耳鳴りを道路に松ぼっくりが落ちてて あっ 猫の頭って ふと 連想して ふたつながらにひとつに溶けあう その佇まいに びっくりして苦笑して どこをひねったらそんな繋がりが..
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あじさいの植えかえあじさいの母さんの その一部から切りはなされて 挿し穂になって 母さんそっくりに根付いたクロ-ン 根は細く伸びて絡まって 網の目になって 透かしてみると わたしの..
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暗示をまだ三時にもならない この暗さと静かさ それに寝覚めのうつろさ 時計を見なくてもわかる でも どこからか話し声がきこえてくる 舌打ちもつたわってくる ぬか..
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八周年をむかえて「八周年になります」 そんなメ-ルがきて、 ちょっと驚いて、 すぐ頭に浮かんだのは、 恥・執念 アップしようとするたび、 ちょっと羞恥心がはたらいて、 ち..
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涙ではないのです涙ではないのです 天井のダウンライトは金色の針をとばし コ-ヒ-カップの夜の満月は幾重にも揺れて いつもは静かに水をたたえていた池は いまは水位を上げて ざわつく葦の..