記事「詩」 の 検索結果 48604 件
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スマホ憑き午後9時すぎ 土曜日 電車 最後尾 スマホがひとにとりついている 吊り輪の下 ドア付近 居眠りのふっくらしたお腹のうえ あちこちで タブレットと手をつないだり ノ-..
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つくづく顔が赤いのはお酒のせいじゃない やけつく こげつく 色づく あの空を見てごらん あの残照 むしろぼくはお酒に青くなるんだから いつだって血の気がなくなってしまうんだから だ..
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夢ではないわたしは崖をのぼっている むき出しの黄色い地肌にはいつくばって 夢ではない 夢になりきらない すぐうつつに引き戻されて わたしは寝がえりをうつ 横向きになる 腕の置き..
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かえるとじゃかんかん照りの昼下がり 水辺でゆったりひと休み おれかえる かえらないかえる はやくかえればよかったかえる 草をかき分けてなにか来る ざわざわ 心もざわざわ 足..
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くどきえらそうに 頭ごなしはきらいなの みみっちいのはごめんなの ほほと笑って びたいを見せりゃもう めろめろになるくせに あこがれてたの 首ったけなのそう 口に出せばいいも..
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ほおずき人混みのなかでぼんぼりを眺めていると ぼんぼりってほおずきみたい みたいはただくっつけるだけでなく 混ぜ合わせてしまう みるみる闇が引けて ぼくは朝にもどされてしまう..
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星づくし眠れなくて 起き上がり小法師の 物干しで 煮ぼし 日ぼし 切りぼしならべ ちょいと一杯飲みほして この星月夜に あれやこれやと愚痴こぼし あれやこれやと欲しがって ..
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ハスの葉風がまわる ハスの葉がざわついて いやいやする ママそばにいてって 涙がたまって露になる じたばたする手は その掌の 運命線の辻で おおきく傾いて やりばをな..
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エレジ-の川どうにもならない 四五の二十 さきを見据えながら 消えては結び 結んでは消える かえることのできない過去をこい忍び あたしだけの エレジ-に流される あたしが六つの..
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ぐみぐみのひと枝を折って 手みやげに あんたの 胸をおさえた手の 親指と人差し指の そのすきまにさしてあげる だいじょうぶ 棘はないから 抱きしめて ほら そよ風に..
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ゾウリムシ植え込みのそばで 腰をまげて お尻を上げて ピンと伸ばした膝に手を置いて 頭を下げて ちょうど 百メートルを全力で走って 不本意なまま 苦渋をなめて 息をととのえてい..
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偏な青ざめた日がさして この砂浜を かがんでいし偏に少しだけ 砂を手にとり さんずいの あらくれがぱらぱらとふりまいて ぎょうにん偏でいたずらに 走りまわるご乱行 ..