記事「詩」 の 検索結果 48532 件
-
夢の男石ころをけった 小石は乾いた音をたてて 転がって草葉の陰に消えた ふと見上げると 坂の上に 薄闇に 男がくっきりと 影法師になって 大上段に刀を構えておれを睨みつけ..
-
つくばいとび膝を曲げて 腰をおろして 両足をそろえて 目のまえの空きカンを見つめる 見ちゃだめ だれかが言う そうだね意識しすぎたら失敗するものね 意識しない 見つめない ..
-
落ち葉をよそおって落ち葉をよそおって 命のよすががいま途切れて すっかり軽くなって 風に吹かれて 路地をスキップして 垣根の下のふきだまりにおちついてさ ここが先途と そこには..
-
狐のお窓ひとりっきりの留守番で 卓袱台に頬づえをついていたら だれかがこつこつ窓をたたいた レ-スのカ-テンをひいたら 狐が でもよく見るとみよちゃんだった 狐のお面をかぶ..
-
季節の変わりめに出がけにふと ペットボトルをビニ-ル袋につめて 集積所にもっていくと 資源ごみの堆積がくずれそうになってくすくす笑うのです ペットボトルはあした きょうが滞っているの..
-
こまめんどうかかとをその場にとどめて つまさきをまわす ぴょんぴょんと踊るように 手をたたいたり 両手をだらりとおろして遠心力に任せて また手をたたいたり 笑顔が空を向いている..
-
お山のお山のおこんさんさっちゃんの後ろにぴったりくっついて さっちゃんの前からは見えないように ちいさく ちいさくなって 鬼の声が聞こえてくる お山のお山のおこんさん 指きりの約束たがえ..
-
風のなかで何か忘れてる 何か? 頭の中はがらんどうで 気がかりが風になって くるくる回っている 自転車のカゴを見る 何か? 三軒のス-パ-をまわった 肉の安い店 魚..
-
雨のなかでさあきてとおまえは言う オレは戸惑う 雨が降る 屋根に壁に窓ガラスに 電線に 電線に止まるカラスに 両足歩きで オレとおまえのあいだを行き来する その黒い影に ぴ..
-
五周年五周年 もうそんなに経つんだ。 気が向いたときに書きこむ程度で、 これといってアピ-ルしたいことがあるわけではなく、 といって外の世界に関心がないわけでもなく、 どうかすると..
-
お月さまいくつお月さまいくつ 十三ななつ まだとしゃ若いな なぜそんなにむきになるのか 自分でもわからないけど 白地のゆかたの すそから膝あたりまで いちめんに 墨で..
-
堂々めぐり背中がちらつく もう少し でも 手をさしのばしても とどきはしない 手を払っても 前のめりになってしまうだけ 神社の銀杏の大木の ざらざらした幹に手をあてて ..