記事「詩」 の 検索結果 48532 件
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娘酒おら 酒にはとんと目がない そろそろ初酒が出来上がるころ いつものように酒屋の娘が待っていようほどに おっと 行きすぎた よだれを拭いて ほこりを払って 娘さん いら..
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踏切で警報機が鳴る 上下のフラッシュライトが交互に赤く点灯する はやく渡っちゃおう 待たされるのはいやだから でも 踏切の中ほどまで行った男の子が はじけるように戻ってくる ..
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戯れ歌梅雨の晴れまに ぶらぶらと 辻に占う 風の向き 悪夢のあとは ひたひたと すがりついては くるけれど 束ねてあつめて 通せんぼ 左に折れて 川岸の 腰を..
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境内にて平らな岩に腰をおろし ずっと 光りを浴びて青空を見上げていると 目のまえの木蔭にたたずむひとは いっそう影を濃くして 脚を踏みかえたり 首を傾げたりする その動作がいかに..
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洒落浮世通りの 大通り 梅雨の晴れまが 目にしみる 会った夢見て よろこんで さめてひとり寝 涙ぐむ なんていわれて 出かけてさ おまえの影は おれの影 うどん..
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おしゃれきっと年少さんの声 前の路地から聞こえてきた あけはなった窓の外から 「ここにねすごくオシャレなひとがいるの」 ちっちゃな女の子の声 「そうなの」 ママが穏やか..
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ぼんやりとぼんやりと海を眺めた 石のベンチにすわって 両腕をのばして手を後ろの縁にかけて 胸をひらいて 潮の香りをすいこんで 両脚も思い切り投げだして すっかり体のちからをぬいて..
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別れ if雨がそぼ降る カサをさして歩くオレに 道ばたの小さな花がつぶやく もう一度やり直せたらいいのに その花の名前も由来も知らない それでいい 立ち止まらなくても 視線..
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おはようっておはよう 口を開くのはおっくうだけど あんたの目をちらっと見て 笑みさえうかべて ときには二言三言 暑いですね おつかれさま あいさつがみょうに増殖することが..
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輪ゴムで小指に引っかけて 親指の裏のつけ根にとおして ピンと伸ばして 人差し指の爪にかける 輪ゴムはのびて 放たれるのを待つ ぼくは小指のカギにひっかかって いま飛び立とうとする..
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婚姻の日初夏、 植え込みに屋根瓦に、 金色の光が飛び散っています。 あたしはいま縁側に立ち婚姻の日を迎えようとしています。 けれども心が浮きたつことはありません。 コトバも目も、 きっ..
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女山立オレはおいはぎ そんじょうそこらの駆けだしじゃない 腰に大刀 手に長刀 このあたりに隠れもない 山立 さてよい獲物はないものか 獲物といっても うるさいものには..