記事「詩」 の 検索結果 48605 件
-
夢のまた夢ホ-ムに出る階段をあがる。 右足は軽く段を踏むのに、左足が重い。 スチ-ルの手すりにつかまって、反動をつけてもあがらない。 まるで鉛のようだ。 見下ろすと、例えどころではない。..
-
ブログネタ:あなたの「泣ける歌」を教えて!『叱られて叱られて』叱られて叱られて あの子は町までお使いに 二階から大声で呼ばれる。 急いで行く。 リンゴを買ってこいと言われる。 夜道を急ぐ。 駅前を右折する。 ポツンと明かりが..
-
懐かしいひと昨夜来の雨で舗道には落ち葉が張りついていた。 風にあおられて、植え込みの落ち葉がそこに重なった。 そんな舗道を自転車ですすんでいると、ふいにあるひとのことを思い出した。 かれは、..
-
おしゃべりな体たち脳が、 NOと言った。 能書きはそれぐらいにしな。 NO、NO、NO。 望みのないやつめ。 心臓が、 慎重に言った。 でも理知的ではなかった。 心中の生き残りみたい..
-
寒い朝ジ-ンズの前ポケットに手をつっこんで 寒さにうちひしがれると 目は舗道に 舗道の端に積もった枯れ葉に 目の前を横切る枯れ葉のカサカサとなる音に 足元を引っかきまわすかぼそいささや..
-
失くしたもの
-
コンビニのまえで自転車にとびのった。 すこしよろけて。 コンビニのまえで缶コ-ヒ-を飲んだ。 ウエットス-ツを着てサ-フィンボ-ドをかかえた男女が通り過ぎる。 通りの向こうでバスを待つ老人が何度も..
-
波紋波紋が広がる 幾重もの円を食いつぶして 風に揺らぐさざ波を蹴散らして 視線の残り香はいつもおきざりにされて とりのこされて というよりも 平穏さをとり戻して たと..
-
11月のはじめの海水平線は補色を塗りあわせた暗みで そこから 海を囲いこむ半島の青みをおびた山稜を たゆとう船のマストのように見え隠れさせて 灰色と白の緻密なすじ状のまだらとなって 雲がうまれ..
-
絡まった糸よそ見ひとつしないで 絡まった糸をほぐす 入り乱れて玉になって よじれてこじれて これはここを通ってこちらに それはここを通ってあちらに 爪と爪で 小さな輪をつくり 糸口を..
-
夢のはざま夜明けには早い暗闇のなか、 いつも唱える。 夢を見よう 夢であることを半ば知りながら、 迷い犬になる。 オレはどこにいるのか。 部屋のおくは天井までの一面のガラス張りで、 ..
-
男と女の時女には険があった。 銀杏返しの名残りのままに、 浮世をはかりにかけて、 小さくうそぶく。 いくつのものか 男には癪があった。 月代をさっぱり剃って、 髪を結い、 獲物を狙う。 ..