記事「読書」 の 検索結果 44539 件
-
紫式部日記 ⑥ 御堂関白 道長 妾 (2009角川文庫)日本紀の御局 うちの上(一条天皇)の、源氏の物語人に読ませ給ひつつ聞こしめしけるに、「この人は日本紀をこそ読み給ふべけれ。まことに才あるべし」と、のたまはせけるを、ふと推しはかりに、「いみじうな..
-
紫式部日記 ⑤ 和泉式部、清少納言(2009角川文庫)続きです。 紫式部の筆は、内裏の女房達の人物批評に続き、和泉式部、清少納言(赤染衛門も)に移ります。紫式部、和泉式部、清少納言の平安時代の文学を代表するこの3人が、同じ時代の空気を吸ってい..
-
紫式部日記 ④ 源氏物語の誕生 (2009角川文庫)続きです。青文字の原文は読み飛ばして下さい。 源氏物語の誕生 年ごろつれづれに眺め明かし暮らしつつ・・・行く末の心細さはやるかたなきものから、はかなき物語などにつけてうち語らふ人、同じ心..
-
紫式部日記 ③ 若紫はさぶらう? (2009角川文庫)続きです。 五十日の祝い 御五十日は霜月のついたちの日。例の、人々のしたててまうのぼり集ひたる御前の有様、絵に描きたる物合の所にぞ、いとよう似て侍りし。 1008年11月1日に土御門邸で..
-
紫式部日記 ② 紫式部と道長 (2009角川文庫)紫式部を訪ねる道長紫式部と道長 続きです。道長が紫式部の部屋の側を通りかかります。道長は式部に気づくと、付近に咲いている女郎花(おみなえし)を一枝折って几帳の上から差し出し、歌を所望し..
-
紫式部日記 ① 藤原道長 (2009角川文庫))訂正→道長の父親は兼家 源氏物語の失われた帖をめぐるミステリ『輝く日の宮』、皇族との恋の顛末を記した『和泉式部日記』が面白かったので、『紫式部日記』を読んでみました。紫式部は、藤原道長の娘、中宮・..
-
吉行淳之介 驟雨(1966新潮文庫)「娼婦」は小説家にとって興味のある対象のようで、永井荷風には玉ノ井の娼婦・お雪との交情を描いた有名な『墨東綺譚』があります。『驟雨』(1954年芥川賞受賞作)もまた、若いサラリーマンが新宿の「..
-
図書館から 電子書籍を 借りてみた図書館から電子書籍を借りてみました。これだと図書館に本を受け取り、返却の手間が省ける、今日読める!。と、だんだんモノグサになってきました。Wimdows、Mac、android、iPhoneに..
-
マークース・ズーサック 本泥棒 (2007早川書房)銃後の小国民 本泥棒。またの名をリーゼル・メミンガー・・・ 1939年の1月のことだった、彼女は9歳、もうすぐ10歳になろうとしていた。弟が死んだ。 弟は埋葬され、この時リーゼルは墓掘人のポ..
-
柳 美里 JR上野駅公園口(2014河出書房)東北の玄関口であるJR上野駅の公園口近く、ブルーシートの「コヤ」に住むホームレスの物語です。主人公は、昭和8年福島県相馬郡で生まれた8人兄弟の長男。主人公は、上皇陛下(小説では天皇)と同じ昭和..
-
丸谷才一 輝く日の宮 ⑦(2003講談社)続きです。 「輝く日の宮」はなぜ消えたのか? 道長は、為時が献上した『源氏』を彰子に見せ、女房達はこれを争って読むようになります。おそらく女房のひとりが朗読し、彰子以下が聴くというかた..
-
丸谷才一 輝く日の宮 ⑥(2003講談社)続きです。『源氏』の作者紫式部について考えてみます。受領の娘 紫式部の父親・藤原為時は、藤原家の傍流に生まれ、天皇に漢学を教える式部省の官僚です。歌人でもあり漢詩に長じ、藤原道長の催す漢詩の..