記事「読書」 の 検索結果 44539 件
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吉田修一 怒り(2014中公文庫)冒頭、八王子で夫婦が殺害され、現場の壁には「怒」の血文字。僅かの現金とアクセサリー類を奪って逃走、犯人は山神一也27歳と判明するも、行方は杳として知れません。怨恨関係も無く、犯行そのもの..
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吉田修一 路 ルウ (2012文藝春秋)台北→高雄間350kmを結ぶ台湾高速鉄道(新幹線)建設の日台プロジェクトを背景ーに、日本と台湾の交流を4組の男女に託した物語です。春香 と 劉人豪 1994年、大学生の春香は、金城武のファ..
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吉田修一 悪人 (2007朝日文庫)福岡と佐賀を結ぶ国道263号線の三瀬峠で、若い女性の絞殺死体が発見されます。殺されたのは、福岡の21歳の保険外交員・石橋佳乃。殺したのは長崎の27歳の土木作業員・清水祐一。ふたりは出会い系サイ..
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吉田修一 続・横道世之介(2019中央公論新社)続きです。一応大学は卒業したものの、一年留年したせいでバブル最後の売り手市場にも乗り遅れ、現在バイトとパチンコでどうにか食いつないでいる二十四歳。 『横道世之介』で19歳だった世之介は24歳になって..
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吉田修一 横道世之介(2009毎日新聞)長崎から上京した横道世之介の大学1年の春から1年間を描いた青春小説で、昭和、平成版の漱石『三四郎』と言えます。世之介が入学のオリエンテーションで倉持と知り合う下りは、三四郎と与次郎の関係とよく..
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ローラン・ビネ HHnHプラハ、1942年 (2)(2013東京創元社)続きです。 ヴィンゼー会議 ハイドリヒは「ユダヤ人問題最終的解決」を決定した「ヴァンゼー会議」を仕切り、ユダヤ人の絶滅収容所を決定します。ハイドリヒの特別行動隊(アインザッツグルッペン)は..
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ローラン・ビネ HHhHプラハ、1942年 (1)(2013東京創元社)チェコスロバキアのレジスタンスがナチス親衛隊のハイドリヒを暗殺したエンスラポイド作戦(類人猿作戦)を描いた小説です。ノンフィクションだと思ったのですが本書はフィクションで、ハイドリヒと暗殺者が..
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吉田修一 女たちは二度遊ぶ(2006角川文庫)久々に小説、吉田修一は初見。『野性時代』2004年3月号~2005年7月号に発表されものを集めた短編集です。連載時のタイトルが「日本の十一人の美しい女たち」とあるように、11組の男女の出会いと..
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シンシアリー 恥韓論(2014扶桑社新書)書名からしてもう嫌韓本、著者のシンシアリーという名前からして怪しそう(笑。著者は辛口韓国批評のシンシアリーのブログ(日本語)を主催する韓国人Bloggerで、『恥韓論』はそのblogが..
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村井章介 中世倭人伝(4) 三浦の乱 (1993岩波新書)続きです。 三浦の乱 朝鮮政府が倭寇懐柔策として商館「三浦」を作ったところ、対馬から食い詰め者が移住して来て居留地は膨れ上がり近隣を巻き込んで「マージナル(境界)」が生まれた、そいう話でし..
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村井章介 中世倭人伝 (3)~異国の中の中世~ (1993岩波新書)三浦(サンポ) 続きです。 三浦 15世紀になって、李朝は、倭寇に貿易を認め(興利倭人)日本の諸勢力の使者という名義での来朝を許可し(使送客人)、国内居住を認める(恒居倭)などの倭..
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村井章介 中世倭人伝 (2) (1993岩波新書)続きです。 倭服、倭語 14世紀の倭寇の主力は、日本人と朝鮮人の連合した集団あるいは朝鮮人のみの集団だったという説(田中健夫)が展開されます。論拠は、 高麗朝の末期、倭寇の被害がはなはだし..