記事「読書」 の 検索結果 44541 件
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李栄薫 反日種族主義 日韓危機の根源 ① (2019文藝春秋)話題の本です。李栄薫前ソウル大学教授ら6人の研究者が執筆した本書は、日本(日帝)の米や土地の搾取、徴用工問題、日本軍が女性を連行して「性奴隷」とした慰安婦問題など韓国の「反日」の元なっている「..
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イザベラ・バード 朝鮮紀行 ③ (1998講談社学術文庫)続きです。李氏朝鮮には革命が起こらなかった、というところまで来たわけです。『坂野潤治、大野健一 明治維新』によると、明治維新を準備した背景には、以下のような江戸社会の成熟があります。1)政治..
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イザベラ・バード 朝鮮紀行 ② (1998講談社学術文庫)第一部は朝鮮の自然と民情が主題でしたが、第二部では甲申事変、乙未事変(閔妃暗殺)、朝鮮と日本の関係など、イザベラ・バードのジャーナリストとしての才能が遺憾なく発揮されます。閔妃暗殺事件は..
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高橋和巳 堕落ーあるいは内なる曠野(1995講談社文庫、初出1965年「文芸」)孤児院の院長・青木隆造の転落の物語です。転落と破滅は高橋和己の謂わば「オハコ、十八番」で、『悲の器』の大学教授も『憂鬱なる党派』の高校教師も『邪宗門』の教祖も、転落し破滅してゆきます。何故かくも..
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イザベラ・バード 朝鮮紀行 ① (1998講談社学術文庫)言っては悪いですが、最近の日韓関係は本当に面白い。秀吉の侵攻や日韓併合で日本は恨みを買っているんでしょうが、よくもここまでこじれたものだと思います。同じ統治下にあった台湾に比べてこの差は何なん..
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高橋和巳 散花 (全集 第三巻 1977河出書房新社)全集第三巻は7編の短編と脚本、ラジオドラマ各1編を集めたものです。そこから「散花」(初出「文芸」昭和38年8月号)。 「散花」は、敗戦が風化しつつある1963年、元特攻隊員と彼等を戦場に送り込んだ元..
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橋本大三郎 大澤真幸 ふしぎなキリスト教 ③ (2011講談社)続きです。やっと第三部『いかに「西洋」をつくったか』です。パレスチナの弱小民族ユダヤから起こったキリスト教が、世界的宗教に発展したことが最大の「ふしぎ」です。パウロが当時の国際標準だったギリシ..
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橋本大三郎 大澤真幸 ふしぎなキリスト教 ② (2011講談社)続きです。イエスには、史的イエス「ナザレのイエス」と、宗教上の「イエス・キリスト」があります。キリストというのは救世主ということで、「ナザレのイエス」を救世主と考えた信仰上のイエスが「イエス・..
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橋本大三郎 大澤真幸 ふしぎなキリスト教① (2011講談社)神も仏も信じていませが、「人間を惑わす」宗教というものが好きです(笑。世界を動かす「西洋」の根幹キリスト教を知れば世界が理解できる!、それに台頭著しいイスラムr世界も、というわけです。しかも新..
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木内 昇 櫛挽道守(2013年 集英社)中央公論文芸賞・柴田錬三郎賞・親鸞賞のトリプル受賞作です。 幕末の中山道の宿駅、藪原で櫛を挽く女性・登瀬の物語です。幕末の木曽の宿駅を舞台にした小説というと、藤村の『夜明け前』があります。『夜..
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木内 昇 漂砂のうたう(2010集英社)第144回直木賞受賞作です。御一新から九年、新政府は地租改正、徴兵令などで近代国家の衣を纏おうとしますが、東京市民は未だ江戸時代を生きている頃の物語です。根津の遊郭・美仙楼を舞台に、立番(客引..
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木内 昇 地虫鳴く 新選組 裏表録(2010集英社)『新選組 幕末の青嵐』の視点を変えた続編に当たります。 「新選組」は、池田屋事件(1864)の前と後で大きく変わります。長州の京都焼き討ちを未然に阻止した功によって、幕府、会津藩から感状と2..