記事「読書」 の 検索結果 44543 件
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川本三郎 荷風と東京 『断腸亭日乗』私註本書は 『荷風と東京』とあるように、永井荷風を大正、昭和の東京という風景のなかで捉えた作家論、評論です。”1.『病よ余の生涯唯慰安を願うのみ』ー「老い」の見立て”から始まって”38.田園に死す”まで..
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永井荷風 ひかげの花荷風の小説の主人公は、その漁色同様、芸妓から始まってカフェの女給、私娼、踊子へと移ってゆき、玉の井の私娼をミューズ(女神)に見立てた傑作『濹東綺譚』が生まれます。『ひかげの花』は、私娼お千代とお千代..
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永井荷風 『断腸亭日常』拾い読み カメラ(昭和11、12年)荷風が浅草の踊り子と写っている写真は有名です。この写真は荷風持参のカメラで撮ったものではないかと思います。荷風は、カメラを携えて散歩し、おもむくままに風景をカメラに収めています。昭和11年の「日乗..
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永井荷風 つゆのあとさき(1931)映画『濹東綺譚』が面白かったので →青空文庫です。『あめりか物語』『ふらんす物語』あたりから読んでみたかったのですが未だ「作業中」。『腕くらべ』『おかめ笹』も作業中で、中編『つゆのあとさき』を読んで..
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永井荷風 『断腸亭日乗』拾い読み (昭和11~12年)映画『濹東綺譚』が面白かったので、本棚に眠っている『摘録・断腸亭日乗』(岩波文庫)を拾い読みしてみました。年譜に昭和11年11月25日『墨東』脱稿とありますからこの辺りです。いきなり、つれづれなるあ..
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橋爪大三郎 日本逆植民地計画『ふしぎなキリスト教』の隣にあったので、タイトルが面白いので読んでみました。 日本を救おう。 何として救おう。 その想いで練り上げたアイデアが8つ、本書に収められている。 どれもが日本を生き返らせる..
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橋爪大三郎、大澤真幸 ふしぎなキリスト教社会学者の大澤真幸と橋爪大三郎のプロの学者による対談ですから、素人はついて行くだけでも大変。以下ひとりよがりの感想です。 昔むかしあるところに、七人家族が暮らしていました。「戦後日本」と、表札が出て..
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いとうせいこう ボタニカル・ライフ - 植物生活”ボタニカル”は植物的という意味ですから、「植物的生活」というタイトルです。植物男子の日常ではなく、文字通り植物を育てる生活、園芸家の日常を綴ったエッセイです。 著者は園芸家と言わず、”ベランダー”..
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高村薫 空海高村薫のそこそこ熱心な読者です。 高村薫の小説は 福澤彰之が登場した『晴子情歌』から、ミステリ臭さが無くなりどんどん難しくなってきました。『四人組がいた。』では、シニカルなユーモア小説と以外な一面を..
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村松友視 時代屋の女房1982年、第87回直木賞受賞作ですが今では絶版。小説より夏目雅子、渡瀬恒彦主演の『時代屋の女房』の方が有名です。この映画はかなり不思議な映画で、原作はどうなっているんだろうと読んだのですが、ストー..
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斎藤誠 経済学私小説 〈定常〉の中の豊かさ経済学部の大学教授・戸独楽戸伊佐(とこまといさ→さいとまこと)の「私小説」に編集者・立退矢園(たちのくやその)が解題を付けるという、二部構成で成り立っています。「私小説」だと思って手に取ったのですが..
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村上龍 オールド・テロリスト限界集落の老人4人が登場する高村薫のブラック・コメディ『四人組がいた』、有川浩のユーモアミステリ『三匹のおっさん』(未読)、本書『オールド・テロリスト 』と、小説世界でも老人の活躍が目立ちます。 テ..