記事「酒」 の 検索結果 28813 件
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深夜つれづれ――眠れぬI先生にめずらしく残業しました。いや、けっして出席したくはなかったのですが、ヒラに降格したわたしは。でも、上司の命令で仕方なく…。何のこともない、六時から九時までの会議です。とはいえ、通常は定時退社、帰宅晩酌..
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新年カウントダウンもいいものだ――お初天神〔Bar Mar French〕のふたり年の瀬に若いご夫妻とワインを親しく酌み交わした。温かい会話だった。好意に満ちた笑顔を絶やさない奥さん――というよりお嬢様の純真を保ち続ける女性――と、生真面目ながらもひょうきんな、しかしそれはあくまで..
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飲んでばかり――月に三回〔喜む良寿司〕先の金曜の夜は、かねて約束していた後輩の男女ふたりと、年末に五十余年の歴史を閉じる東京三田の〔喜む良寿司〕https://www.yamato-sys.com/nb/kimurazusi.html で..
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ボーナス出て土曜はゼイタクに赤ワインを一口。含むと、冷たく複雑な香り。と共に、単純な水の存在感がやってきた。 同時に、今は亡き酒好きの先輩が目の前に現れた。 「元気か?」。聞かれた。 何とかやってますよ。勤めを..
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炎天の下1――大阪そこには若い友が待っていた。8月25日10時過ぎ。炎天下、気温はすでに30度を超えているはず。通天閣下にひろがる飲み屋街は粉を吹いたように白茶けて見えた。まぶしい陽光を浴びて乾きつくし、埃っぽく、風情..
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恢復――煎茶に感謝す久しぶりに東京新宿の街に出た。土曜の昼下がりのせいだろう、たいへんな人出だった。周囲の人々はみな顔の見分けがつかなくて黒い影にしか見えない。そんな人の群れがせわしく歩く間を、おろおろと逃げるように抜け..
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この冬はワインでいくか…夏のあいだ常飲していた甲類焼酎のクエン酸水割は、このところの寒さではもう冷たすぎて飲む気にならなくなった。歯に沁みてならないし。 かといって、芋焼酎お湯割の熱さも、まだ早すぎる。 先夜、パ..
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バトンタッチ――横浜関内のバー〔道〕Yamさん Tsujさん ゆうべお別れして、独り地下鉄ホームのベンチに腰掛けながら、なぜかほっとした心持がしました。 「ああ、これで済んだ」というような。 故 Ito 氏にはじめて横..
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あなどる可からず、沖縄の味(四・さまよいながら思うのは…)最終日。帰りの飛行機は二〇時三五分那覇発だから、丸一日遊べる勘定になる。この時間は、重い。からだが言うことをきかなくなっている。懐具合も暗雲が漂いはじめる気配だ。 朝飯は、買ってあった“ジューシ..
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あなどる可からず、沖縄の味(三・渡嘉敷島〔バラック〕にて)今回の沖縄行の目的は、ふつか目に渡嘉敷島に渡り、半日、泡盛を呑んで過ごすことにあった。前回もそうであったが、その「時間の味」をまた追っていた。これ以上のゼイタクを知らない。 飲む前にまず、海の色..
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あなどる可からず、沖縄の味(二・街角のそば屋にて)〔うりずん〕では、金もなく、さほどに腹を満たすわけにはいかなかった。安里のモノレール駅にむかう途中、屋台に毛が生えた程度のそば屋に行き当たった。そば、五〇〇円。 食券をカウンターに出す。オバアが..
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あなどる可からず、沖縄の味(一・〔うりずん〕にて)ただの古い飲み屋と軽く思っていた、那覇の中心からすこし離れたところにある〔うりずん〕。古さを味わいたかった。 はじめに注文した料理の「クープイリチー」は刮目すべき味わいだった。切り昆布の煮物だ。..