記事「IS<インフィニット・ストラトス>」 の 検索結果 270 件
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IS<インフィニット・ストラトス>二次小説 第165話 臨海学校<前編>「バスタード1号機から3号機。所定の空域にて警戒中。高度32808フィート。348マイルをホールド。コンディショングリーン。繰り返す。コンディショングリーン。」 「航空隊の状況は?」 「百里基地よ..
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IS<インフィニット・ストラトス>二次小説 第164話 一夜の後の一夏<後篇>「此度の事。心よりお喜び申し上げます。」 「おめでとうございます。」 振袖に夏用の被布を着た冬菊達が、祝いの言葉を俺に言った。 やっぱり冬菊達も、知っていたか。 「俺個人としては、殊更変わ..
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IS<インフィニット・ストラトス>二次小説 第164話 一夜の後の一夏<前篇>「ただいま。」 「お帰りなさいませ。旦那様。朝食は、どうなさいますか?」 「いや。向こうで戴いてきたよ。千冬姉は?」 「リビングで、くつろいでおられます。」 「解った。」 帰宅してから、執..
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IS<インフィニット・ストラトス>二次小説 第163話 文月の白梅香る寝所にて肌け伝う愛し心<後篇>『よかった。喜んでいただけて。』 野点に招待すると決めた日から、着物を作る傍ら、当日の昼食の献立を考えていたが、自らも料理の腕はかなりの物で会食や会合等であちこちの一流店で食事をしている一夏を満足..
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IS<インフィニット・ストラトス>二次小説 第163話 文月の白梅香る寝所にて肌け伝う愛し心<前篇>スウェーデンから帰国して、大阪の脳外科学会での発表を終えた後、急遽人工臓器の研究者の研究発表会に出席し、ようやく寮に帰り人心地ついた一夏を待っていたのは、3年の黛と姉の渚子。それに千冬に摩耶。音楽教..
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IS<インフィニット・ストラトス>二次小説 第162話 我思う故に我悩む<後篇>慣れはしたけど、やっぱりこういう場所は疲れるよ。 いったい何人の女性と踊って、何人の人と挨拶をかわして話をしたのやら。 ことさら軍事的脅威を抱えていないので、ピリピリとした空気はない。 ..
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IS<インフィニット・ストラトス>二次小説 第162話 我思う故に我悩む<前篇>「現在の各種違法薬物及び武器の密売状況が、こちらになります。比較資料として、ここ10年程の状況と比較したのがこちらです。」 ノルウェーの首都オスロ。 UNDOCの会議が、この都市で行われていた..
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IS<インフィニット・ストラトス>二次小説 第161話 ムーンクライシス<後篇>「現在、クレオストラトスは衛星を全基射出後、特別ミッションについております。それは…。」 今回のプロジェクトリーダーが、記者会見の場で記者たちを見まわす。 「月周回衛星かぐやの回収です。」 ..
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IS<インフィニット・ストラトス>二次小説 第161話 ムーンクライシス<前篇>種子島。 日本のロケット打ち上げ施設があるこの島に、俺はいた。 今度打ち上げる、日本の地球観測衛星、東欧の依頼で開発した気象衛星、地球観測衛星、そして、日本と東欧合同で進めるプロジェクトで運..
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IS<インフィニット・ストラトス>二次小説 第160話 赦されぬ業の跡<後篇>次に一夏達が足を踏み入れたのは、100m四方の巨大な空間であった。 但し、そこには今までで最も吐き気を催す物が数多くあった。 百戦錬磨のデブグルーの兵士達も、思わず顔をそむける。 無論、..
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IS<インフィニット・ストラトス>二次小説 第160話 赦されぬ業の跡<前篇>事前調査では、トラップの類はないか。 UAVでの監視コースを広げて、例のポイントに関してトラップの類がないか確認してもらえるように俺は話をつけていた。 問題は、本当に住んでいた痕跡があるか否..
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IS<インフィニット・ストラトス>二次小説 第159話 アルゼンチン到着<後編>「悪性心臓腫瘍の切除、三尖弁の再建、肺の反転移植。合計で9時間22分。その後の骨の固定、傷の縫合。どれも完璧です。普通なら、肺移植だけでも9時間以上はかかる大手術なのですが…。」 「たゆまぬ研鑽の結..