記事「18きっぷ」 の 検索結果 258 件
-
鉄の暴風雨・その5最終日は、この足掛け4日に渡る旅の中でも最も過酷な一日となる。6時に松江を出て19時半に名古屋に着くまで、ほぼずっと列車を乗り継ぐことに明け暮れる。もっとも、さすがにそれだけだと苦行的に過ぎるため、..
-
鉄の暴風雨・その4電車はほぼ定刻どおり今治駅に到着した。しかし、しまなみライナーへの乗り継ぎ時間がまた短い。バスからバスに乗り継ぐのと違って一応必要十分の時間はあるはずなのだが、小走りにバス乗り場へ移動した。ここで福..
-
鉄の暴風雨・その3昨夜走ってきた予土線は、ひたすら真っ暗闇が続くような、空恐ろしげな道のりだった。沿線にはほとんど人の営みがないのではないかと、そんな錯覚に陥りそうである。それは大げさであるにしても、とにかく電灯や街..
-
鉄の暴風雨・その21時間ほど付近を観光した後、バスに乗って再び西へ。奈半利駅から土佐くろしお鉄道に乗車した。ローカル線であるにもかかわらず、意外と高架線である。やなせたかし氏デザインのキャラクターを掲げた駅を次々通過..
-
鉄の暴風雨・その1まがい物だとまでは言わないが、四国八十八箇所霊場の真似事として、知多四国を歩いている。別に信仰心があるわけでもないけれど、東海自然歩道に始まって、長距離を歩いてみようという発想からはじめたものだ。ハ..
-
鉄の悪魔(後編)翌朝。サウナ神トントゥに見送られて出発。JR線に乗り放題の切符は持っていたが、あえて阪急線に乗り込み、京都は河原町駅を目差す。一度は完結させたはずの京都イベントに追加ミッションが発生し、追加の二駅で..
-
鉄の悪魔(中編)何時間か前に歩いた道を、今度は逆に駅方向へ向かって進む。明け方の地方都市。幹線道路とは言え道を行く車の数はそんなに多くなく、光源の少なさもあって陰鬱な気配が背後から忍び寄ってくるような気さえする。そ..
-
鉄の悪魔(前編)生来の旅好きだった私は、そのための手段として、春・夏・冬と三季の青春18きっぷに加え、秋は鉄道の日記念きっぷ(現在は発展的解消により秋の乗り放題パスに変更)を活用して旅を続けてきた。しかしこれは、あ..
-
闇の旅人(後編)M県S市入りするまで知らなかったのだが、現在当地ではジョジョ展が開催されているらしく、最寄り駅となるのが私の利用した勾当台公園駅らしかった。ちょっとこれを見ていくことも考えた。たぶん、名古屋はもちろ..
-
闇の旅人(中編)二日目の行動をどのようなものにするかは、いろいろ悩ましいところがあった。気持ちの上では秋田を目指したかったのだけれど、移動距離がべらぼうには長くないわりに時間的制約が大きく、後々の旅程に与える影響が..
-
闇の旅人(前編)いつの頃からか、私の晩夏はどまつりの喧騒を避ける旅とともに暮れていくようになっていた。どちらかというと夏の初めに大仕掛けの旅行をもってきて、夏の終わりは気楽な一泊二日旅となることも多かったのだけれど..
-
ネタバレ注意5回分ひと綴りつづりの青春18きっぷをいかにして使うかは結構悩ましい部分でもある。たぶん、一番バランスがいいのは2回・3回に分けて宿泊旅行に出かけるパターンなのだが、ワンシーズンに2回しか遠出できな..