記事「2010年代」 の 検索結果 813 件
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『裏切りのサーカス』:満足できなかった3つの理由と興味の焦点 @DVD・レンタルジョン・ル・カレの小説『ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ』を北欧出身のトーマス・アルフレッドソンが監督した『裏切りのサーカス』、DVDで鑑賞しました。 米ソ冷戦時代、英国諜報部の幹部..
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『ハーブ&ドロシー ふたりからの贈りもの』:コレクションを完成させる、って難しい @ロードショウニューヨーク在住の市井の美術コレクター、ハーブとドロシーのヴォーゲル夫妻。 その美術愛、夫婦愛を描いた前作『ハーブ&ドロシー アートの森の小さな巨人』は傑作ドキュメンタリーでした。 今回は..
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『思秋期』:傷を負った男女の想いがひしひしと伝わる @DVD・レンタル『天使の分け前』→『オレンジと太陽』ときて、続いては、ピーター・ミュラン主演の『思秋期』を鑑賞しました。 ピーター・ミュランはケン・ローチ監督作品の『マイ・ネーム・イズ・ジョー』でタイトルロ..
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『オレンジと太陽』:英国の影を描いた社会派映画 @DVD・レンタルケン・ローチ監督の最新作『天使の分け前』を劇場で観た夜に、息子のジム・ローチの初監督作品『オレンジと太陽』をDVDで鑑賞しました。 タイトルのオレンジと太陽はオーストラリアのことを指しており..
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『天使の分け前』:ダメダメ人生から抜け出すチャンスとチャレンジの映画 @ロードショウ・単館系イギリスの名匠ケン・ローチ監督の最新作『天使の分け前』。 前作の『ルート・アイリッシュ』から一転したヒューマン・コメディの快作です。 原題の「THE ANGELS' SHARE」とは、ウィ..
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『人生の特等席』:頑固オヤジと出来た娘の和解の物語 @DVD・レンタルクリント・イーストウッドが監督せずに俳優に徹した『人生の特等席』。 原題は「TROUBLE WITH THE CURVE」。 人生の曲がり角と、野球でピッチャーが投げるカーブとをかけた意味..
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『推理作家ポー 最期の5日間』:雰囲気たっぷりなミステリー @DVD・レンタル推理小説の始祖エドガー・アラン・ポー。 『推理作家ポー 最期の5日間』は、タイトルどおり、彼の死の直前、謎の5日間をミステリアスに描いた映画です。 ポーの周囲で、彼の小説を模した犯罪が..
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『舟を編む』:『おくりびと』の再来のような静かな感動作 @ロードショウ・シネコン本屋大賞受賞作の『舟を編む』、原作は未読ですが映画には大満足でした。 現代に生きる言葉の海を渡っていく、という意味で名付けられた「大渡海(だいとかい)」という国語辞典。 その十何年にも..
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『ブルーノのしあわせガイド』:試飲のワインに少々酔ったかなぁ @ロードショウ・単館系昨年2011年のイタリア映画祭で好評だった『ブルーノのしあわせガイド』、ロードショウ初日に鑑賞しました。 かつては高校教師で、いまは有名人の自伝のゴーストライターをやっているブルーノ。 ..
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『カサンドラズ・ドリーム 夢と犯罪』: 寒々しい出来栄えの犯罪映画 @DVD・レンタル近年のウディ・アレン監督作品のうちで見逃していた『カサンドラズ・ドリーム 夢と犯罪』をDVDで鑑賞しました。 ロードショウ時のタイトルは『ウディ・アレンの夢と犯罪』、公開していた恵比寿ガーデ..
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『相棒シリーズ X DAY』: ツボを押さえた展開で楽しめました @ロードショウ・シネコンテレビドラマ『相棒』からスピンオフ第2弾の『X DAY』、さすがシリーズのベテラン櫻井武晴の脚本だけあって、ツボを押さえた展開で楽しめました。 若い銀行員がビルから転落死。 近くには燃..
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『テイク・ディス・ワルツ』: 愉しくて、やがて寂しき恋ごころ @DVD・レンタル『アウェイ・フロム・ハー 君を想う』で老年カップルを描いたサラ・ポーリーの監督第2作目『テイク・ディス・ワルツ』は、彼女自身と同年代の等身大のラヴストーリー。 あれれ、この映画をラヴストーリ..