記事「2010年代」 の 検索結果 813 件
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『ル・アーヴルの靴みがき』: 幸せな気持ちで映画館を出ました @ロードショウ・ミニシアター『街のあかり』以来のアキ・カウリスマキ監督最新作。 フィンランドを離れて、フランスの港町ル・アーヴルを舞台にした心温まる物語。 主人公の靴みがきは初老の男性。 かつてはホームレスだっ..
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『HOME 愛しの座敷わらし』: これはこれで心温まるハナシであります @ロードショウ・一般劇場水谷豊主演、和泉聖治監督。なので、テレビの『相棒』シリーズのコンビ。 和泉監督、このホームドラマを映画を意識した画づくりでがんばっております。 東京の食品会社の開発部の課長を務めていた..
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『ちいさな哲学者たち』: あれこれいろいろ考える子供たち @レンタルDVD4歳~6歳の子供たちに哲学させるフランスの幼稚園、その試みを記録したドキュメンタリー映画です。 「はじめに言葉ありき」。 ヨーロッパ文化、特にキリスト教では、この言葉が重い意味を持って..
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『幸せパズル』: これじゃあ、元気が出ないなぁ @レンタルDVDアルゼンチンを舞台に、平凡な主婦がある日ジグソーパズルの才能に開花し、世界大会へ出場・・・ そんな元気が出る映画を期待していました。 うーむ、残念。 そんなハナシじゃなかった・・・ ..
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『ラビット・ホール』: 哀しさ辛さの根っこは同じ @レンタルDVD8ヶ月前に4歳の息子を突然の交通事故で喪った夫婦。 夫婦は、それぞれの方法で哀しさを癒し、乗り越えようとしているのだが、それぞれの方法が異なるが故に、相手の心が理解できない・・・ そんな夫..
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『アーティスト』: チャーミング! @ロードショウ・シネコンこれはヤラレた! とさぞかしハリウッドの御仁たちは臍を噛んでいることだろう。 サイレントムーヴィ時代からトーキーへと変わっていく時代の、サイレントスターの栄光と没落と再生。 それを、モノク..
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『ヘルプ ~心がつなぐストーリー~』: 興味深く観ましたが、画竜点睛を欠くかな @ロードショウ・シネ1960年代アメリカ南部ミシシッピ州。 白人絶対主義が根底にあり、黒人の人権はまだ確立していなかった時代。 複数の家族とそれに仕える黒人家政婦の話。 この映画で伝えたかったことは、「物事..
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『わが母の記』: 号泣厳禁、抑制の効いた情動 @試写会久し振りに試写会で観ました。 原田眞人監督の、作家井上靖とその母を題材にした物語です。 巻頭、いきなりビックリしました。 通りを挟んで、豪雨降りしきる中で、軒下で向かい合った男女。 ..
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『少年と自転車』: 親に見捨てられた子供、その名はJ・ディーン @ロードショウ・シネコン誰でんねん兄弟、もとい、ダルデンヌ兄弟の新作は、親に見捨てられた子供の物語。 偶々、ハヤカワ文庫のヴェナブル・ハーンダン著、高瀬鎮夫訳のノンフィクション『ジェームズ・ディーン』を読んでいたた..
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『マメシバ一郎』: 『幼獣マメシバ』の続編ですが・・・ @レンタルDVDローカルTV局が放送しているドラマの劇場版。 これで通算何作品目なのかなぁ。 本作品の前編『幼獣マメシバ』は、「ニート、外へ出る」のコンセプトで、最終的には世界を旅するハナシになってスケー..
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『モテキ(劇場版)』: 面白いねぁ。でも主人公、自意識過剰過ぎ @レンタルDVD原作マンガもTVドラマシリーズも未見であります。 かつてのオペレッタ形式を現代風にアレンジして、二枚目アラン・ドロンに変わってモテナイくんをもってきたような映画。 『お嬢さんお手柔らかに(..
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『ミッション:8ミニッツ』: SF好きの新鋭監督、なかなかやるねぇ @レンタルDVD『月に囚われた男』の新鋭ダンカン・ジョーンズ監督の最新作は、SF好きには堪らない作品です。 シカゴ近郊でテロによる列車爆発事故が発生。 死者の脳には死亡直前8分間の映像記憶が残っている..