記事「BL」 の 検索結果 5928 件
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擬人化の妙技「四畳半一間の内緒話」。モチメ子は「親愛なる東雲家へ」でかなり好きになってしまった作家さんだ。 この頃の絵柄はまだ人物の判別が難しく、髪の色と服装と作中で呼び合う名前で 区別するような具合だったが、「四畳半一間の内緒話」..
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フェチを描く独特なニュアンスのシビト新作「僕たち、愛なんかしらない」。恋煩シビトは、突発性暴力衝動描写が非常に特徴的な作家さんだと思う。 私が勝手にこう命名しているだけで、こんな用語は存在しない。 「愛のポルターガイスト」の「エムのリビドー」を読んだ時に、 口と同..
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感覚から始まる恋愛を描いた新感覚BL「カラダめあてで悪いか」。なんでその人間が好きなのか、と言う事を具体的に表現するのは 実はとっても難しいことだ。 性格がどうとか、容姿がどうとか論う事は出来るが、その論ったものに対して 好きな理由を述べようと思うと難しい..
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日常をひと時忘れるために萌えは生きる力②「トキメキ」と同じくらいに、BLに最も求められているものは よく言う「ファンタジー」ではなく、最終的にバッドエンドで終わらない、と言う お約束じゃないだろうか。 バッドエンドで怖い終わり方をして..
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日常をひと時忘れるために萌えは生きる力①現実世界は過酷だ。 過酷であり、残酷だ。 衣食住に困らず、仕事もある、それだけで有難い、と思うくらいに、 現実は味気ないのである。 衣食住は足りてはいても十分ではない。 仕事も、自分の好きな..
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萩尾望都系譜作品「アナトミア」。藤たまきは初読み、「アナトミア」。 書店で草間さかえの帯文と、イラストに惹かれて一旦手に取ったものの、 予備知識が全くなかったので、一度は棚に戻したが、やはり購入。 美大の生徒と教師の物語のよう..
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日高ショーコ作品の振り返り。「花は咲くか」を聴いていると、どうしても「嵐のあと」が何度目か分からないが 読み返したくなってしまう。 何度も何度もこうして「嵐のあと」に戻ってしまうのだが、 また、気になるところが出てきてしま..
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明治カナ子のじめじめ感の無さ具合。どこか欠落した人間がほぼ全編に渡って主要登場人物に なっているのが、明治カナ子作品の特徴とも言える。 この欠落部分を放置しておいたら、それこそ、家から一歩も 外へ出ない、出れない社会不適合者にだ..
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SM行為は愛情の確認作業「キモチの行方」後篇。総は、今まで読んだBLの中では類まれなる支配者であり、 管理者であり、情の深いSだ。 ここに、Sのこうあるべき、と言う姿がある気がする。 本人がM気質だからと言っても、肉体を酷使すれば 故..
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SM行為は愛情の確認作業「キモチの行方」前篇。数日前から積みにしていた明治カナ子にハマっている… なんで積みにしていたのか、自分の過去の所業を 愚かしく思うくらい、ツボる作品がごろごろしていた… こう言う積みがまだまだあるんだろうなぁ、ああ..
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どちらが幸福なのか「画家と音楽家」。畳みこむように読んでいるARUKU作品。 「画家と音楽家」。 萩尾望都系譜なんだ、この人は。 旧JUNEで作品が載っていても何の違和感も抱かない。 あの頃のJUNEを知っている私としては、こん..
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持つ者と持たざる者の対比が秀逸「極東追憶博物館」。「猿喰山疑獄事件」を読んだ時の、あの何とも言えない味わい。 決して、絵の達者な作家さんではないと思う… 目の、視線の行方が、どこ見ているんだろう、と言う感覚が 強いし、デッザンもたまに狂っている..