記事「ETUDE」 の 検索結果 222 件
-
etude77ボストンではじめて鑑賞するオーケストラに、 使節団はどれほど驚いたことでしょう。 なぜって、 5万人が収容できる大ホールの外には、 オーケストラの指揮者が 曲にあわせてスイッチを入れると..
-
etude76使節団はいま ナイアガラの滝を見物しています。 ワシントンからニューヨークを経て、 いまナイアガラの瀑布を浴びているのです。 大久保利通と伊藤博文が帰国してから もう3か月も経つのに..
-
etude75ワシントンに着きました。 そこへ着くまでに 彼らはさまざまのことを体験したのです。 アメリカは建国して間もない国ですから 文化的には日本のほうがすぐれていると 彼らは感じたはずです。..
-
etude74西郷隆盛が昼行灯を決めこむようになったのは、 どうも例の無血開城の前後からのようです。 大きくうてば大きく響き、 小さくうてば小さく鳴る と評されたころのことです。 しかし、じつのと..
-
etude73カリフォルニアを発って、 いまは大陸横断鉄道車上の人です。 この『米欧回覧実記』は、 その成立過程にも依るのでしょうけれど、 じつに淡々と事実が描写されていて 質のよい旅行記を読んでいる..
-
etude72国際ロータリー2620地区のガバナーは、 元裁判官で、 現在は静岡市で弁護士をしていらっしゃる 牧田静二氏です。 今月のガバナー月信を読んでいると、 アメリカの職業意識と日本のそれとが比..
-
etude71「米利堅合衆国の総説」をみると、 明治政府の創始者たちが どのようにアメリカをとらえていたのか、 それがよくがわかります。 『米欧回覧実記』を編集した久米邦武は 肥前藩士で、 いわゆる..
-
etude70明治四年十一月から 明治六年九月までの一年九ヶ月間、 岩倉使節団は米英欧を訪問しました。 その見聞録 『特命全権大使 米欧回覧実記』を読みはじめました。 全五巻、 とても長いので ..
-
etude69明治維新は一種の官製ルネッサンスではなかったのか というお話でした。 (アルコール性偏頭痛のため、 論旨がゆれうごくかもしれません。 あしからず) かれらがギリシャへ向かったよう..
-
etude68明治維新は一種のルネッサンスだったのかもしれません。 西洋におけるルネッサンスが キリスト教の桎梏から人間精神を解きはなつために、 ギリシャへ回帰したように、 日本では王政復古や廃仏毀釈を..
-
etude67文久三年(1863)、 遣仏使節団正使の池田筑後守は二十七歳、 渡仏前は攘夷論者でしたが、 一転、急進的な開国論者となって帰朝しました。 3月10日にマルセイユに着いたとき、 その壮麗な..
-
etude66こんなふうに考えています。 いままでみてきたように、 幕府はどの藩よりも 最新の西洋情報に触れていたはずです。 出島を通じて西欧情報の収集に努めていたでしょうし、 ペリーにせよプチャ..