記事「Love Songs」 の 検索結果 196 件
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たった一夜のことだもの (LifeStory #7)物憂い夜更けの雨 窓を開けて聴いている 少し煩わしいけど 雨は嫌いではない 物憂い夜更けの雨 街灯の光を滲ませる 夜の静けさを 潤わせるようにして ..
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終焉 (LifeStory #6)遠ざかる人を そっと見送る 二度と逢わない人 夏の風が攫ってゆく 二度と戻らない 過ぎた季節は 思い出せばなおさら 夏の風に冷えてゆく 哀しいとか 切ない..
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破調の恋すべてが睦み合う恋なんて 恐らくありはしない 椿の紅だって 音を立てて落ちる 優しく睦み合う恋に 恐らく恋しているだけ 憧れている自分に 憧れているだけ ..
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思い出したことがあるクリスマスに染まる 夜の街を歩けば 葉を落とした街路樹が 光の木の葉を纏うよ 少し冷たいね 今夜は北風だし 去年買ったミトンの 毛糸の赤が華やぐ そういえば今..
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あるいは 恋は終わりゆく恋に 胸が熱くなるのは 散り行く花に 心揺れるのと同じ 花は 美しく咲き 散りゆくまでが花 恋は 焦がした胸が 冷たく死ぬまでが恋 秋の冷えた風..
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空を、揺らす通り雨が残した 小さな水たまりに 君は指先を触れて ふんわりと微笑んだ 少し夏めいた陽射しが 君の髪を煌めかせるから ぼ..
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約束だよ例えば あの時 あの場所にいなければ 巡り逢いという不思議はなかった 例えば あの時 顔を上げていなければ ほんの一瞬の煌きはなかった 偶然は偶然を..
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約束しよう揺れる心に気づいたのはいつのことだろう 確か 傘をさして横断歩道を渡った時 虹のような煌きはなかったけれど 一人 ざわめく胸 抱きしめて眠ったはず 赤い..
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なにをすればいいのあなたに恋をしたと気付いて軽い目眩 生まれて初めての恋でもないのにね 周りの風景が急に色づいたみたい 熱に浮かされたようで微笑みも増えたみたい 一緒にいるこ..
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わたしが覚えたこと長い人生の道すがら わたしが覚えたことは 春の夜に奏でるフルートと あなたを愛すること 音もなく降る春霖の 冷たく細い銀の糸を あなたと眺めた夜の数は 数えきれな..
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バルコニーから ~Blue Bell~こちらではそろそろ風が春めいてきて 木陰の色も和らいできました そちらもそろそろ花の季節になって 涙の雨も減ってくるのでしょうか 夜更けのバルコニーは ..
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言葉少なに自分の心を ひた隠しにしながら 見えない糸を 探す時がある 誰もが哀しい 言葉の隙間に迷い 妖しい恋の 色香に惑う 人は誰でも 時の河の流れに ..