記事「ノンフィクション」 の 検索結果 2275 件
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わくわく井上こみち『野馬追の少年 震災をこえて』読了。 溺愛猫的女人さんのブログで紹介されていた本、早速借りて読んで、だだ泣き。昔から見に行きたいと思っていた相馬野馬追。祭りって、いろいろな意味..
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なんで、驢馬鴨居羊子『わたしは驢馬に乗って下着をうりにゆきたい』読了。 なぜか新聞記者から、女性のおしゃれ下着を作って売る立場となった、日本における女性企業家の走りともいえる作者。口絵が白黒で、実際..
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新たなプレッシャー奥田祥子『男性漂流 男たちは何におびえているか』読了。 別に男らしい男だけがもてはやされる時代ではなくなっているのに、今どきは男性には別のプレッシャーがいろいろとかかっているようで……..
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こんな事件があったのか……奥野修司『心にナイフをしのばせて』読了。 昭和44年に私立男子校で起こった残忍な殺人事件……加害者は少年法の壁に守られ、一度も被害者遺族に謝罪することなく弁護士になり、被害者家庭はボロボ..
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面白い本と、すさまじい生き方黒川博行『アニーの冷たい朝』読了。 いつもよりやや不気味なのは、猟奇的な殺人犯を追いかけているから。内容はもちろん抜群に面白くて、この大阪の警察官の皆様がまた何とも言えない味を出している..
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身近ではないけれど東田直樹『自閉症の僕が跳びはねる理由』読了。 身近に自閉症の人はいないのだけれど(おそらく)、読むと、本当に大変な世界なんだなあ、と思う。ただ、これを自閉症でほとんどしゃべらない若者が書..
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有名な話だけれど王敏・文、李暁軍・絵『モンゴルの白い馬』を読む。 王敏さんを昔ちょっと知っていたので、なにかのきっかけでこの絵本のことを見て借りてみた。王さんは宮沢賢治の研究者として有名な女性。このスト..
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悲惨としか言いようがない鈴木大介『再貧困女子』読了。 ワーキングプアとかせいぜい『ポトスライム……』くらいの感じかなと思って読み始めたら、それどころではないすさまじい悲惨さだ。最低の仕事しかできず、また精神障害..
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知られざる立役者牧村健一郎『日中をひらいた男 高碕達之助』読了。 国貿促の機関紙に紹介されていた本は当たりはずれがあるが、これは案外面白かった。というか、日中外交史の中では割と知る人ぞ知るというか……缶..
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タイミングがよかったかな大野更紗『シャバはつらいよ』読了。 大学院1年生という若い身空で二つ物とんでもない免疫系疾患の難病認定を受けた作者。それまではミャンマーでフィールドワークを行う不思議ちゃん系女子大生だっ..
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使用人文学って……ロジーナ・ハリソン『おだまり、ローズ:子爵夫人付きメイドの回想』読了。 CFに「使用人文学の金字塔」と書いてあったように思うけれど、使用人文学って、そんなジャンルが……『アンクルトムの小..
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もう一度行かなくちゃ原田マハ『太陽の棘』読了。 小説としてはなんとなく他の作品に比べ平板な感じがしたのだが、最後まで読んでみると、実際にこの沖縄の戦争直後の芸術家グループはあったという。とすると、実話に基..