記事「ノンフィクション」 の 検索結果 2275 件
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優しいひとだから?小倉孝保『踊る菩薩 ストリッパー・一条さゆりとその時代』読了。 今はほぼストリップ劇場や小屋なんてないのかもしれないけれども……伝説の初代一条さゆりが西成で貧困のうちに亡くなって早四半世..
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ちょっと薄くなった宮部みゆき『魂手形 三島屋変調百物語七之続』読了。 これまでのシリーズより少し薄め。とはいえ、3つの長編が入っている。あまり怖く感じはしなかったが、おちかに代わり、聞いて聞き捨てする小旦..
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またためてしまった片上徹也『夜しか開かない精神科診療所』読了。 新宿歌舞伎町にも同じようなメンタルクリニックがあるようだが、こちらは大阪アメリカ村。同様に深刻な心の病を抱える人の駆け込み寺となっているが、..
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旅後に読んで……2冊藤野千夜『じい散歩』読了。 超高齢夫婦二人とその三人の息子たちを巡るごく淡々とした大きなドラマの起きない物語だが、ぐんぐん読んでしまえて面白い。この息子たちも、なかなかこうは三人そろわな..
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次に待っている人がいるのでどんどん読んだ4冊清田隆之(桃山商事)『自慢話でも武勇伝でもない「一般男性」の話から見えた生きづらさと男らしさのこと』読了。 男でも女でもひとくくりにして言ってしまうのは間違いだと思う。ここでは「ごく一..
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犯罪×2高橋ユキ『つけびの村 噂が5人を殺したのか?』読了。 山口県の限界集落で起こった、住人による住人に対する放火殺人……「つけびして 煙愉しむ 田舎者」という、なんとなく衝撃的な句とともに現..
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なんか、いろいろですが千葉一郎『ちばあきおを憶えていますか 昭和と漫画と千葉家の物語』読了。 『キャプテン』『プレイボール』と、地味だけれども名作を生んだ、ちばてつやの弟、ちばあきお。41歳の若さで亡くなったち..
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面白かったり考えさせられたり近藤康太郎『アロハで猟師、はじめました』読了。 「アロハ」だけに引っ張られて、のんびりした感じの本かな、と思ったら、命を取ることで生きている人間の存在を考えさせられる深い内容だった。兼業猟..
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勇敢だけれどもアリス・M・コーツ (著), 遠山茂樹 (翻訳)『プラントハンター東洋を駆ける』読了。 溺愛猫的女人さんのおススメで読んだ。面白かった。が、どうしてここまで植物を狩ったのかなあ。これは博..
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ノベライズじゃなかった中井由梨子『20歳のソウル』読了。 映画になるというので、これはノベライズかなあ、となめてかかっていたら、作者がちゃんと取材して書いたノンフィクション小説だった。すまん。 市立船橋高..
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大作家でも日本推理作家協会 (編集), 大谷 羊太郎 (著), 和久 峻三 (著)『江戸川乱歩賞全集8』読了。 いやあ、長い長い。最近大谷羊太郎さんが亡くなったので読んでみたが、乱歩賞って枚数制..
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どれもちゃんと読んでいないのか?アーザル・ナフィーシー『テヘランでロリータを読む』読了。 作者が教えているナボコフもフィッツジェラルドもジェイムズもオースティンも、一応はどこかで読んでいるはずなのに、ちゃんと内容を思い..