記事「ヒューマンドラマ」 の 検索結果 1135 件
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『ケス』ケン・ローチ監督:自由な空へ飛び立てなかった孤高のハヤブサ @VHS自宅の積読ソフト鑑賞の続き。 今回は1969年製作のイギリス映画『ケス』。 監督はケン・ローチ。 この映画ではケネス・ローチ(Kenneth Loach)の表記。 二か月ほど前に観た『リフ..
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『ラストレシピ 麒麟の舌の記憶』:材料はいいが、できあがったらいま一つの味 @試写会二宮和也主演映画『ラストレシピ 麒麟の舌の記憶』、ひと足早く試写会で鑑賞しました。 前置きなしで、さて、映画。 一度食べた味を決して忘れず、その味を再現できる絶対味覚の持ち主・佐々木充(二..
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『ラビング 愛という名前のふたり』:ささやかな願いを叶えることさえ困難だった頃 @DVD・レンタル今春ロードショウされた『ラビング 愛という名前のふたり』、DVDで鑑賞しました。 監督は『MUD マッド』のジェフ・ニコルズ。 異なる人種間での結婚が禁止されていた頃の米国での、実話に基づく物..
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『ハイドリヒを撃て!「ナチの野獣」暗殺作戦』:チェコの一分(いちぶん) @ロードショウ・単館系第二次世界大戦中の史実をもとにした『ハイドリヒを撃て!「ナチの野獣」暗殺作戦』、ロードショウで鑑賞しました。 副題にある「ナチの野獣」とは、ナチス・ナンバー3のナチス親衛隊ラインハルト・ハイドリ..
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『パターソン』:映画で詩を表現するということ @ロードショウ・単館系ジム・ジャームッシュ監督最新作『パターソン』、ロードショウで鑑賞しました。 近作『オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ』『リミッツ・オブ・コントロール』は観てないので、『ブロークン・フラワーズ..
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『リフ・ラフ』:遣り切れなさが強く残る作品 @VHS買い置き中古VHSで、1991年製作のケン・ローチ監督の『リフ・ラフ』を鑑賞しました。 ケン・ローチ監督作品は今年に入ってから『わたしは、ダニエル・ブレイク』を観ていますが、なんだかずっと前に観..
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『ニュー・シネマ・パラダイス』:ラストのキスは、故郷から届いた残酷な贈り物かも @名画座久しぶりの名画座鑑賞は、ジュゼッペ・トルナトーレ監督の『ニュー・シネマ・パラダイス』。 1989年の初公開版、124分の尺のもの。 初公開時に観て以来なので、27年ぶりといったところか。 後..
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『君はひとりじゃない』:霊っているのかいないのか、ま、どっちでもいいのか @ロードショウ・単館系ポーランド映画の『君はひとりじゃない』、ロードショウで鑑賞しました。 2015年のベルリン映画祭で銀熊賞(監督賞)を獲得した作品。 監督は、女性監督のマウゴシュカ・シュモフスカ。 さて、映画..
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『彼女の人生は間違いじゃない』:モヤモヤを抱えつつも生き続けなければならない @ロードショウ・単館系『ヴァイブレータ』『やわらかい生活』『さよなら歌舞伎町』の廣木隆一監督最新作『彼女の人生は間違いじゃない』、ロードショウで鑑賞しました。 廣木監督は他にも『オオカミ少女と黒王子』『ストロボ・エッ..
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『幼な子われらに生まれ』:男性と女性で観方が変わるのだろうか @試写会三島有紀子監督最新作『幼な子われらに生まれ』、監督の舞台挨拶付き試写会でひと足早く鑑賞しました。 三島監督作品は『しあわせのパン』以降観ているが、前作『少女』が予想以上におもしろく、今回は重松清..
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『ヒトラーへの285枚の葉書』:ヒトラー政権の正義は、暴力だ @ロードショウ・ミニシアターブレンダン・グリーソン、エマ・トンプソン主演の『ヒトラーへの285枚の葉書』、ロードショウで鑑賞しました。 第二次大戦のナチス関連の映画には関心があるので、年に何本かは観ることにしているのですが..
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『ハクソー・リッジ』:信念、信仰。汝、人を殺すなかれ @ロードショウ・シネコンメル・ギブソン監督最新作『ハクソー・リッジ』、ロードショウで鑑賞しました。 第二次世界大戦の沖縄を舞台に描かれる戦争映画。 戦争映画であるが、根幹にあるのは「信仰」、そういう映画。 米国..