記事「ヒューマンドラマ」 の 検索結果 1135 件
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『しあわせへのまわり道』:丁寧な演出が心地よい @DVD・レンタルパトリシア・クラークソンとベン・キングズレーが共演した『しあわせへのまわり道』、DVDで鑑賞しました。 自動車の中での異人種男女の友情というと『ドライビング Miss デイジー』なんかを思い出す..
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『先生と迷い猫』:悪いハナシじゃないけれど、緩慢 @DVD・レンタル2015年秋公開の深川栄洋監督作品『先生と迷い猫』、DVDで鑑賞しました。 深川監督といえば『60歳のラブレター』で感激し、『白夜行』でもなかなかやるな、と思ったのですが、ここんところは『トワイ..
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『スポットライト 世紀のスクープ』:驚愕の事実以上のハラハラドキドキ感 @ロードショウ・シネコン今年の米国アカデミー賞作品賞&脚本賞を受賞した『スポットライト 世紀のスクープ』、ロードショウで鑑賞しました。 いやぁ面白かった。 面白かったというと語弊があるかもしれないけれど、観ている最中..
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『最愛の子』:無自覚だった悪意に気づいてしまったのか @ロードショウ・単館系今年1月にロードショウされたピーター・チャン監督『最愛の子』、ムーヴオーバーロードショウで鑑賞しました。 都心でのロードショウが終わり、周辺地域での単館系公開も終わりつつある最近、近くの映画館で..
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『孤独のススメ』:緩やかな描写から一気に加速してカタルシスへ @試写会ディーデリク・エビンゲ監督・脚本のオランダ映画『孤独のススメ』、試写会で鑑賞しました。 オランダ映画というと・・・あまり観た記憶がない。 なので、ちょっと過去の鑑賞履歴を探してみると、『君がく..
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『ブロークン・ポイント』:チェーホフの『かもめ』を80年代米国にアレンジ @DVD・レンタルベン・ウィショーが中央に写ったジャケットに惹かれてDVDレンタルした『ブロークン・ポイント』、ウィリアム・ハートやジャン・レノも出演していることもあり、さぞやゾクゾクするのではないかと思いましたが..
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『リリーのすべて』:分裂しそうな内面を動的かつ端正に描く秀作 @ロードショウ・シネコン世界初の性別適合手術を受けたデンマーク人の物語『リリーのすべて』、ロードショウで鑑賞しました。 先日観た『人生は小説よりも奇なり』、先月観た『キャロル』とジェンダーに関する映画が続いています。 ..
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『人生は小説よりも奇なり』:普通の人々の切ない愛 @ロードショウ・シネコンジョン・リスゴー、アルフレッド・モリナ主演の『人生は小説よりも奇なり』、ロードショウで鑑賞しました。 39年連れ添った同性愛のカップルが結婚式を挙げた途端に、世間の逆風にさらされる・・・ タイ..
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『虹蛇と眠る女』:ひとも家族も脆く壊れやすい @ロードショウ・単館系ニコール・キッドマンが25年ぶりに故郷オーストラリアで主演した『虹蛇と眠る女』、ロードショウで鑑賞しました。 おぉ、かなりミステリアスで扇情的なタイトルだこと。 「虹(THE RAINBOW)..
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『サンバ』:移民も受け入れ側もアイデンティティの危機なんだ @DVD・レンタル2015年の観逃し作品の落穂拾い第5弾は『サンバ』。 2014年末にロードショウされたシャルロット・ゲンズブール、オマール・シー主演の移民問題を扱ったフランス映画です。 中東からの難民問題も大..
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『雪の轍』:良心倫理を振りかざす暴君の心変わりの映画 @名画座2015年の見逃し作品のなかでも、もっとも気になっていた『雪の轍』、近所の名画座で上映されることになり、出かけて観ました。 上映時間は3時間16分。 トルコの世界遺産カッパドキアを舞台に「濃密..
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『禁じられた歌声』:武装集団は村を静かに支配弾圧蹂躙していく @ロードショウ・単館系『ひつじ村の兄弟』に引き続いて、お隣のスクリーンで鑑賞したのがこれ、『禁じられた歌声』。 西アフリカ・マリ共和国の古都ティンブクトゥ近郊の村を舞台に、イスラム系武装集団が穏やかなイスラム教の村を..