記事「ヒューマンドラマ」 の 検索結果 1135 件
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『共喰い 』:男女の主客があっという間に逆転する終盤、それが見所 @ロードショウ・単館系田中慎弥の芥川賞受賞作の同名小説を荒井晴彦が脚本し、青山真治が監督した『共喰い』、公開からおおよそ1ヶ月経てムーヴオーバー館で鑑賞しました。 あっ、ムーヴオーバーというのはロードショウ時の劇..
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『もうひとりの息子』:壁も、民族の対立もない世界を願う映画 @ロードショウ・単館系18年育てた息子は他人の子供でした・・・って、ありゃ『そして父になる』のような映画『もうひとりの息子』、平日の昼間に劇場で鑑賞しました。 昨年2012年の東京国際映画祭のグランプリ作品です。..
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『そして父になる』:そして「ひと」になる @ロードショウ・シネコン『誰も知らない』『歩いても 歩いても』『奇跡』と、どんどんと語り口が上手く・美味くなっている是枝裕和監督の最新作『そして父になる』。 人気歌手・俳優の福山雅治主演というだけでなく、カンヌ映画..
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『永遠の人』:土地に縛り付けられた男女の愛憎物語 @DVD・レンタル1961年製作の木下恵介監督『永遠の人』、DVDで鑑賞しました。 今年2013年に木下恵介監督の青年時代の物語を映画化した『はじまりのみち』が公開されたことで、最寄りのレンタル店舗にも配置さ..
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『日本の悲劇』:「日常という名の悲劇」、意欲は買うが・・ @ロードショウ・単館系『春との旅』の小林政広監督の最新作『日本の悲劇』。 父親の死後も年金を不正受給していた実話をヒントに、現代日本の問題点を描こうとする意欲作。 配役は、父親に仲代達矢、母親・大森暁美、息子・..
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『赤い指』:原作を読んでいても泣ける沁みるドラマ @DVD・レンタル東野圭吾原作の『赤い指』、2011年1月にテレビ放映されたドラマをDVDで鑑賞しました。 原作本は、つい最近、読んだばかり。 たまたま中古書店の廉価棚に並んでいたのを購入。 東野圭吾の小..
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『草原の椅子』:ひとりひとりの感情のうねりを感じられる映画 @DVD・レンタル宮本輝の同名小説を、『八月の蝉』などの成島出が監督した『草原の椅子』。 佐藤浩市、西村雅彦、吉瀬美智子とキャストはかなり地味。 さて、映画。 大手カメラメーカーの販売局長の佐藤浩市。..
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『最愛の大地』:愛と流血の大地、対立は愛情を不信に変える @ロードショウ・シネコンアンジェリーナ・ジョリーの脚本も兼ねた初監督作品『最愛の大地』をシネコンで鑑賞しました。 キャパの小さなスクリーンでしたが、満席状態。 内戦が続いたボスニア・ヘルツェゴビナを舞台にた、ほと..
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『終戦のエンペラー』:恋愛映画部分があるからこそ @ロードショウ・シネコン終戦直後、GHQ最高司令官D・マッカーサー元帥から、太平洋戦争の戦争責任が誰にあるのかを10日間で究明せよと命じられたボナー・フェラーズ准将の行動を通して、日本の本質に迫ったハリウッド映画『終..
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『さよなら渓谷』:宿命に縛られ繋がれた男女の哀しみ悲しさ @ロードショウ・一般劇場吉田修一の同名小説を、大森立嗣が監督した『さよなら渓谷』、遅ればせながら劇場で鑑賞しました。 チラシをチラチラと流し見程度で、ほとんど前知識なしで観たので、ええええぇ、と驚きの展開でした。 ..
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『くちづけ』:号泣しました。ですが、これでいいのか・・・ @ロードショウ・シネコン号泣できる舞台劇の映画化、という惹句の『くちづけ』。 たしかに、号泣してしまいましたが、ですが、これでホントウにいいのか・・・と遣る瀬無さを日に日に感じる映画でした。 舞台は、知的障碍..
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『ふがいない僕は空を見た』:遣る瀬無さに押し殺されそうになる @DVD・レンタル『百万円と苦虫女』のタナダユキ監督の最新作『ふがいない僕は空を見た』は、山本周五郎賞受賞小説の映画化。 監督名に惹かれて、高校生の男子(永山絢斗)と、団地暮らしの人妻(田畑智子)が不倫する、..