記事「ヒューマンドラマ」 の 検索結果 1135 件
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『ペンギン夫婦の作りかた』:辺銀と書いてペンギン、番と書いて「つがい」と読む @DVD・レンタル食べるラー油の発案者のご夫婦が、タイトルどおり、ペンギン夫婦になるまでを映画化したのが『ペンギン夫婦の作りかた』。 ゆるい映画ですが、ほろりとしたり、なるほどと思ったりするところもある映画で..
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『思秋期』:傷を負った男女の想いがひしひしと伝わる @DVD・レンタル『天使の分け前』→『オレンジと太陽』ときて、続いては、ピーター・ミュラン主演の『思秋期』を鑑賞しました。 ピーター・ミュランはケン・ローチ監督作品の『マイ・ネーム・イズ・ジョー』でタイトルロ..
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『オレンジと太陽』:英国の影を描いた社会派映画 @DVD・レンタルケン・ローチ監督の最新作『天使の分け前』を劇場で観た夜に、息子のジム・ローチの初監督作品『オレンジと太陽』をDVDで鑑賞しました。 タイトルのオレンジと太陽はオーストラリアのことを指しており..
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『天使の分け前』:ダメダメ人生から抜け出すチャンスとチャレンジの映画 @ロードショウ・単館系イギリスの名匠ケン・ローチ監督の最新作『天使の分け前』。 前作の『ルート・アイリッシュ』から一転したヒューマン・コメディの快作です。 原題の「THE ANGELS' SHARE」とは、ウィ..
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『人生の特等席』:頑固オヤジと出来た娘の和解の物語 @DVD・レンタルクリント・イーストウッドが監督せずに俳優に徹した『人生の特等席』。 原題は「TROUBLE WITH THE CURVE」。 人生の曲がり角と、野球でピッチャーが投げるカーブとをかけた意味..
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『舟を編む』:『おくりびと』の再来のような静かな感動作 @ロードショウ・シネコン本屋大賞受賞作の『舟を編む』、原作は未読ですが映画には大満足でした。 現代に生きる言葉の海を渡っていく、という意味で名付けられた「大渡海(だいとかい)」という国語辞典。 その十何年にも..
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『ラヴ・ストリームス』:映画作家カサヴェテスという男 @名画座この映画を観ると、ジョン・カサヴェテスは「アメリカ唯一の孤高の映画作家」と呼ぶに相応しい、そう思わざるを得ません。 それぐらい凄い、この『ラヴ・ストリームス』という映画は。 さりとて、万人..
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『ブルーノのしあわせガイド』:試飲のワインに少々酔ったかなぁ @ロードショウ・単館系昨年2011年のイタリア映画祭で好評だった『ブルーノのしあわせガイド』、ロードショウ初日に鑑賞しました。 かつては高校教師で、いまは有名人の自伝のゴーストライターをやっているブルーノ。 ..
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『ルート・アイリッシュ』: 国際平和維持活動を厳しい視線で描いた秀作 @DVD・レンタルイラクの治安維持という問題を、イギリスの低所得者層の視点から描いたケン・ローチ監督の社会派映画『ルート・アイリッシュ』。 非情なほど厳しい映画です。 イラク・バグダッドでも最も危険な道..
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『キリマンジャロの雪』: 綺麗事すぎるかもしれないが温かさを感じる映画 @DVD・レンタル熟年男女の恋を描いた『マルセイユの恋』と同じく、夫ロベール・ゲディギャン監督と妻アリアンヌ・アスカリッド主演の最新作『キリマンジャロの雪』をDVDで鑑賞しました。 今回、アリアンヌの相手役に..
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『千年の愉楽』: 血と地のものがたり @ロードショウ・一般劇場若松孝二監督の遺作となった『千年の愉楽』、中上健次の原作の映画化です。 中上健次原作の映画化といえば『火まつり』の荒々しさを思い出します。 同じく故郷・和歌山を舞台にしたこの映画は、荒々し..
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『つやのよる』: デリカシーのないひとたちの物語に辟易 @ロードショウ・一般劇場副題に「ある愛に関わった、女たちの物語」と付いた『つやのよる』、行定勲監督の最新作ということで期待して観に行きました。 ですが・・・ うーむ、こりゃ、上手くいってないなぁ、というのが正直な..