記事「ヒューマンドラマ」 の 検索結果 1135 件
-
『父の初七日』: 台湾版『お葬式』 @レンタルDVD初七日というのは、故人が亡くなってから七日経ってなんたらかんたらなる、という仏教の用語です。 ですが、この映画では、単に、亡くなってから七日目ということ。 道教の教えで、故人と家族の暦から..
-
『夢売るふたり』: 虚実・主客が入れ替わりに見応えあり @ロードショウ・シネコン西川美和監督の最新作。 この監督の作品は、いつも愉しみにしています。 人間の業とでもいいましょうか。 よせばいいのに、どうしようもなく、どうにもならなく、というような言葉が似合う映画たち..
-
『わたしたちの宣戦布告』: 息せき切って @ロードショウ・単館系なんともすごい疾走感。 若いフランス人夫婦の間に生まれた男の子の脳に、あるとき、腫瘍が見つかって・・・ とくれば、もう隠隠滅滅な難病映画、だと思ってしまう。 それもフランス映画だと、..
-
『最強のふたり』: 互いに平等な関係が胸を打つ @ロードショウ・シネコン2011年東京国際映画祭さくらグランプリを獲得したフランスのヒューマンドラマです。 首から下は全く動かない・無感覚の富豪の男性と、彼をひょんなことから介助することとなった貧困育ちの黒人青年。..
-
『あなたへ』: 降旗監督と高倉健からの「さようなら」 @ロードショウ・一般劇場TOHOシネマズ、とシネコン冠ではありますが、老舗旗艦館・日劇で超久々の鑑賞でした。 いやぁ、観客の年齢の高いこと。 かくいう、りゃんひさも夫婦50割引ですから、他人のことは言えないですが..
-
『最高の人生をあなたと』: 遅咲きのつぼみたち(原題) @レンタルDVDもうすぐ60歳になろうというウィリアム・ハートとイザベラ・ロッセリーニ演じる夫婦。 どこに問題があるというわけではないが、もう萌えるものがない。 さて、どうしたものか・・・という映画。 ..
-
『あの日 あの時 愛の記憶』: 題材はいいが、演出が物足りない @ロードショウ・単館系第二次世界大戦も終盤。 ナチスの強制収容所で知り合った若い男女。 男性はポーランドの政治犯、女性はユダヤ人。 収容所で愛を育み、命からがら脱走をした。 しかし、逃走の途中でふたりは生き..
-
『屋根裏部屋のマリアたち』: 語り口も爽やかで、ほろっとするラスト @ロードショウ・単館系1960年代のフランス、パリ。 代々の証券会社を受け継いだ堅物社長とその家族。 長年勤めてくれたフランス人の老メイドが出ていったことから、新しいメイドを雇い入れることにした。 隣国スペイ..
-
『人生はビギナーズ』: コメディじゃなかった、喪失と出発の物語 @レンタルDVD78歳の父。 長年連れ添った妻を亡くして、突然のカミングアウト、ゲイ宣言・・・ とくれば、コメディだと思うのがフツー。 ですが、この映画、コメディではなかった。 最近の映画でテイス..
-
『ALWAYS 三丁目の夕日'64』: 家族独立のとき @レンタルDVD奇しくもロンドンオリピックの年に、東京オリンピックの年を描いた映画が登場です。 (というか、明らかに狙っているのでしょうが) あぁー、昔は良かった、昭和ノスタルジー映画の代表『ALWAYS..
-
『戦火の馬』: ドラマドラマして、かえって感動を殺ぐ @レンタルDVDスティーヴン・スピルバーグ監督作品であります。 スピルバーグといえば、りゃんひさの青春時代は、絶対的に面白い映画を撮る監督だったので、必ず映画館へ駆けつけたものであります。 ですが、最近では、..
-
『ぼくたちのムッシュ・ラザール』:人生は不公平に満ちている、けど・・・ @ロードショウ・単館カナダの小学校。 ある朝、教室で女性教師が首吊自殺した。 代わりの教師としてやってきたのは、アルジェリア出身の中年男性、ムッシュ・ラザール・・・ 担任教師の自殺というトラウマを抱えた..