記事「ヒューマンドラマ」 の 検索結果 1135 件
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『わが母の記』: 号泣厳禁、抑制の効いた情動 @試写会久し振りに試写会で観ました。 原田眞人監督の、作家井上靖とその母を題材にした物語です。 巻頭、いきなりビックリしました。 通りを挟んで、豪雨降りしきる中で、軒下で向かい合った男女。 ..
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『テンペスト』: つまらないシェイクスピアもある @レンタルDVD演劇の世界では有名なジュリー・テイモアが『タイタス』につづいてシェイクスピアの世界を映画化。 映像表現は斬新というか、目を見張るものはあるが・・・ とにかく、つまらない。 そもそもシ..
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『はやぶさ 遙かなる帰還』: 語り継ぐべき、伝えるべき事柄 @ロードショウ・一般劇場小惑星探査機「はやぶさ」の歴史的偉業を題材に映画会社3社で競作。 60億Kmもの長距離を行って還ってきたのは偉いが、映画化しづらい題材ですねぇ。 というのも・・・ 1.小惑星イトカワ..
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『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』: 永訣、告悔、希望。リアルに感動 @ロードショウもう名匠といってもいいスティーヴン・ダルドリー監督の新作は、911で突然父親を亡くした10歳の少年の再生の物語。 再生の物語・・・もしかしたら、ちょっと「手垢がついてしましまった」なんて受け..
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『J・エドガー』:興味深い人物像だが、不足も不満あります @ロードショウ・シネコン1年1作撮り続ける監督クリント・イーストウッド。 老いて益々盛ん。 その新作は8人の米国大統領のもとでFBI長官を歴任したジョン・エドガー・フーバーの物語。 面白いとか面白くないとか..
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『メタルヘッド』:哀しみを乗り越えるいくつかの方法 @レンタルDVDアメリカの田舎町。 父親と小学生の息子、そして祖母の三人暮らし。 息子は小学生でいじめられ、父親は何をするのも気力がない・・・ あーぁ、なんかダメダメ一家の物語かしらん。 そんな一..
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『聯合艦隊司令長官 山本五十六』:不戦艦隊司令長官の皮肉な一生 @ロードショウ・一般劇場サブタイトルに『太平洋戦争70年目の真実』と付いているが、映画のメインタイトルはあくまでも『聯合艦隊司令長官 山本五十六』。 戦争映画ではあるが、あくまでも「山本五十六」そのひとに焦点をあて..
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『あぜ道のダンディ』『うさぎドロップ』:元日から劇場鑑賞 @名画座謹賀新年。今年もよろしくお願いいたします。 元日から劇場で鑑賞しました。 意外にも(というと失礼かしらん)なかなかの入りで、少々ビックリでした。 さて、映画。 『あぜ道のダンディ』..
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『50/50 フィフティ・フィフティ』:受け容れて突き放す、覚悟と潔さ @ロードショウ・シネコン2011年は、死に臨んだ映画ばかり観ていたような印象があります。 つらいとか、つらくないとか。 哀しいとか、哀しくないとか。 うーむ、それは、どちらともいえないのですが、どちらかである必..
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『RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ』: 伝えられないから伝わない、あーもどかしい地方の電鉄を舞台にした『RAILWAYS』の第2弾。 今回は富山が舞台。 富山といえば、路面電車のイメージがあったのだけれども、黒部や宇奈月など山岳方面へは二両編成の電車が通っているのです..
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『マネーボール』:決め球ナシ @ロードショウ・シネコンこの映画観ようか観まいか、そんなときの尺度のひとつとしているのが週刊文春の映画の星取り。 ベテラン批評家たちの採点が、やはり気になります。 この映画、押しなべて好評価。 なので、期待して..
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『アントキノイノチ』:繋がるとは、理解、納得、共感、受け容れること @ロードショウ・シネコンなんだか今年はひとが死ぬ映画ばっかり観ているような気がします。 直前のレビューは『エンディングノート』、「誰しも死ぬ、それをトーゼンと受け容れる」しました。 この映画・・・ ちょっと..