記事「ヒンドゥー教」 の 検索結果 492 件
-
クリシュナムルティ「生と覚醒のコメンタリー3」(2)●思考は時間の結果である。思考は過去に繋ぎ止められている。それは決して過去から自由ではあり得ない。●精神のいかなる方向への運動も、「過去」の、「私」の、「時間」の反応だ。この真理が唯一の解放への要因で..
-
クリシュナムルティ「生と覚醒のコメンタリー3」(1)大野純一訳 春秋社新装版(2005/04)ISBN-10:4393316436●「思考」は、これまであったものの反応、過去の反応だ。「記憶」は伝統・経験であり、新しい体験への反応は、過去の結果である。..
-
A.ヴィディヤーランカール「ヨーガ・スートラ-パタンジャリ哲学の精髄」(10)●アーサナ・プラーナーヤーマ・プラティヤーハーラは、「意図的」に運動したり、心を落ち着かせたり、心を外部から引き上げたりするもの。ダーラナー・ディヤーナ・サマーディは、「何らの努力を伴わず」にある内的..
-
A.ヴィディヤーランカール「ヨーガ・スートラ-パタンジャリ哲学の精髄」(9)●求道者は、自分の行動の果実に何ら個人的関心を持たない。彼はギーターで説かれている「超越した行動」という原則に従って行動する。そこでの彼の心は常に平和だ。●富の多くは不正と暴力に基づく手段で蓄積された..
-
A.ヴィディヤーランカール「ヨーガ・スートラ-パタンジャリ哲学の精髄」(8)●人間の悩みの始まりは、自己を非自己と同一化することにある。●プルシャは「見る者」に留まり、現世の活動には介入せず、それに由来する苦楽にはこだわらない。プラクリティが産み出したものに関連する一切の活動..
-
A.ヴィディヤーランカール「ヨーガ・スートラ-パタンジャリ哲学の精髄」(7)●自分自身の本性についての無知から、心の悩みが作り出される。●神へ無条件で祈念することは、エゴを超越することを助け、人生に深い平和をもたらし、内的な光明を与えてくれる。●街角の人に聞けば、自分は悩みを..
-
A.ヴィディヤーランカール「ヨーガ・スートラ-パタンジャリ哲学の精髄」(6)●「記憶」とは、人生のある時間を別のある時間と結びつける働きであり、これがあるために「連続性」が生まれる。心が鎮まって過去の記憶が蘇ることがなくなると、論理的思考を全く伴わない、物や人を識別し得ない情..
-
A.ヴィディヤーランカール「ヨーガ・スートラ-パタンジャリ哲学の精髄」(5)●我々の人生を始めたのが神であり、人生が何処へ向かうのか、その目標地点に到達する最良の道は何かということは、神だけが知っている。全面的に無条件で神に降伏することで、我々は自らの存在の源泉に到達できる。..
-
A.ヴィディヤーランカール「ヨーガ・スートラ-パタンジャリ哲学の精髄」(4)●我々の現在の記憶は、実際に我々が経験し、我々の頭脳が保持し得た物や出来事から成立している。●チッタ・ヴリッティの概念を理解する良い方法は、自分自身のチッタに生起していることを「眺める」ことだ。そうす..
-
A.ヴィディヤーランカール「ヨーガ・スートラ-パタンジャリ哲学の精髄」(3)●citとは、「サット・チット・アーナンダ」の如く、宇宙意識を意味する。インド哲学では、宇宙は唯一の意識のみ存在し、その同じものが様々な活動の中に顕現していると主張する。cittaはcitから派生し、..
-
A.ヴィディヤーランカール「ヨーガ・スートラ-パタンジャリ哲学の精髄」(2)●プルシャ(宇宙意識)、プラクリティ(自然本性)、マハット=ブッディ(創造的英知)はどこにあっても永遠に同質である。何の区別もない。宇宙意識はその深い状態にあっては、いかなる「方向への動き」もない。方..
-
A.ヴィディヤーランカール「ヨーガ・スートラ-パタンジャリ哲学の精髄」(1)中島巖編訳 東方出版(2014/9/20)ISBN-10:4862492320●シュリ・オーロビンドによれば、「人生全てがヨーガ」である。我々は皆、知ろうと知るまいと、自分がやって来た源泉に合一する方..