記事「ヒンドゥー教」 の 検索結果 492 件
-
中村元選集〔決定版〕第30巻「ヒンドゥー教と叙事詩」(1)春秋社決定版(1996/10)ISBN-10:4393312309●ヒンドゥー教は、仏教やジャイナ教が確立した「後に」盛んになった。このことは、種々の事実によって確かめられる。ヒンドゥー教の興起ととも..
-
ジョーン・トリフソン「つかめないもの」(5)●「明け渡し」とは、抵抗と探求の終わりだ。「今あるもの」を徹底的に「受け容れる」ことだ。「単一性」の外側には「何もない」と認識することだ。●〈今ここ〉にあるということには「時間」はいらない。時間がか..
-
ジョーン・トリフソン「つかめないもの」(4)●あなたが呼吸しているのか? それともあなたは呼吸されているのか? 答えなくていい。本質的に違いはない。(スティーブ・ヘイゲン)●認識というのは新たに手に入れるような何かではない。自分でまだ認識でき..
-
ジョーン・トリフソン「つかめないもの」(3)●考えではなく、感じることに注意を向けなさい。そうすると、このいわゆる「身体」が、個体として存続している「もの」では全く無いことが、すぐ分かる。それは、絶えず変化を続け、揺れ続け、脈打っている「感覚..
-
ジョーン・トリフソン「つかめないもの」(2)●自分と別のもの、内側と外側を分ける「境界線」は、実際には見つからない。あると「思われている」一つの「概念」としての境界線ならあり得るが、地図に描かれた国境線と同じで、現実にそういう分割線が「本当に..
-
ジョーン・トリフソン「つかめないもの」(1)Nothing to Grasp by Joan Tollifson古閑博丈訳 ナチュラルスピリット(2015/07/08)ISBN978-4-86451-170-4●私には、生はショーの「全体」、光..
-
中村元選集〔決定版〕第27巻「ヴェーダーンタ思想の展開-インド六派哲学4」(4)●『ヴェーダーンタ・サーラ』のよると、ブラフマンの知を学ぶためには「4種の条件」を具備しなければならないという(VSar.14-24)。 ①常住なものと無常なものとの区別「ブラフマンのみが常住な実体..
-
中村元選集〔決定版〕第27巻「ヴェーダーンタ思想の展開-インド六派哲学4」(3)●懐疑論者サンジャヤは形而上学的問題に関する一切の判断を中止した。彼はこのような問題について返答を求められた場合には、意味の把捉されがたい曖昧な答弁をして、確定的な返答を与えなかった(いわゆる鰻のよう..
-
中村元選集〔決定版〕第27巻「ヴェーダーンタ思想の展開-インド六派哲学4」(2)●無知(avidya)とは、元来はアートマンではない身体等をアートマンであると解して、「我はそれらのもの(身体等)である」と思うことである。「その身体等を大切にすること等に対する愛着と、その身体等を害..
-
中村元選集〔決定版〕第27巻「ヴェーダーンタ思想の展開-インド六派哲学4」(1)春秋社決定版(1996/04)ISBN-10:4393312279●学者たちは仏教聖典の間の矛盾を除去するような解釈を施し(会通:えつう)、その試みを「会釈(えしゃく)」という。「礼をする」会釈はこれ..
-
中村元選集〔決定版〕第24巻「ヨーガとサーンキヤの思想-インド六派哲学1」(2)【第2編 サーンキヤ-二元論の哲学】●サーンキヤ(Samkhya)哲学は、精神と物質との二元論の立場に立った哲学としてインド思想史においては極めて重要だ。サーンキヤの語は、25の原理(tattva)を..
-
中村元選集〔決定版〕第24巻「ヨーガとサーンキヤの思想-インド六派哲学1」(1)春秋社決定版(1996/09)ISBN-10:4393312244【第1編 ヨーガ】●ヨーガの修行は、インドのどの宗教にもほぼ「共通に」行われている。●ヨーガ学派の根本経典は『ヨーガ・スートラ』だが、..