記事「ポエム」 の 検索結果 3079 件
-
WINTER MOOD ~Winter Mood FINAL~星が降る 淑やかな夜更け 冷たく凍えた 雲の向こうに 星 仮初めの 輝きと呟く 微かな言葉さえ 冷たく震えて落ちた 部屋の灯りを消して バルコニーで数えるのは..
-
WIND ~Winter Mood #4~冬枯れ木立を そぞろ歩けば せせらぎの音さえも 凍てついて聞こえる 人気の少ない 林道小道は 通り過ぎた秋の名残も もう見当たらない 遥か雲海から 届いた..
-
SIGNAL ~Winter Mood #3~街角の喫茶店 信号の変わる数を数えてる コーヒーの香りが鼻先かすめて あの人を思い出した 深まる空の夜が 星の一つも見せないから カップから立ち上る湯気の形を 眺めること..
-
SNOW ~Winter Mood #2~こんな街にも雪は降る 君の肩の上にも ほら まつ毛の先に ひとつ 白い欠片がすがっている 冬の贈り物には あまり縁がない街だけど ほら 冬枯れしている梢に 白い花の種がすがっ..
-
MORNING ~Winter Mood #1~凍えたガラス窓に 掌を当ててみる 冬の気配が 熱を奪いに来る 凍りついたみたいに 動かない木の葉 まるで額縁に 嵌め込まれた絵のようだ 時計の針の動きを 視線の片..
-
ご挨拶 : 2010年の締めくくり本年も、独りよがりで稚拙なブログをご訪問いただき、ありがとうございました。 昨年末は、私的事情でご挨拶を書く時間を取れないままに年越ししてしまいました。2年ぶりのご挨拶なので、なんだかち..
-
Pray ~Cristmas Night~クリスマスの灯りに沈む街 時計の針が夜空を指す 冬の気配を抱きしめた 透明な風が瞬く 冬枯れした街路樹に咲く 黄色く色づいた光が 通り過ぎる車のライトにかぶって 一瞬見えなく..
-
如何に鼓膜を震わせたのは 風の叫びか 竹のしなりか 青白い頬を染め 揺れて揺れる 万華鏡の心 幾星霜の月日 通り過ぎた暦 光と影の綾 旅にし 月影 絶えて絶え..
-
陽だまり冬枯れの桜に クリスマスの灯り点して 早い春の陽だまりを 思い出してみる 凍えてる池には 魚の気配さえ薄れて 次の春の陽だまりに 焦がれている あの瞬間の 指..
-
風の韻目の前を通り過ぎる 風の音に韻を結べば 海に続く小道が 行き止まりだと気付く 限りない永遠という 言葉の響きを抱けば 明日を眺められる 鳥の高さが欲しくなる 振..
-
アクセルを踏み込んで窓の外 飛び去る 懐かしい景色を見れば あの日の思い出が ぼくとすれ違う いつくもの笑顔と 物憂げなあの仕草 アクセルを踏む足が ふと 少し戻された ためらいを..
-
晩秋のしじま冷たい風は晩秋の装い 煌めく街の灯り 瞬く星が風の中息をつく やがて雪となり降るのだろう コートの襟を 掻き合わせながら ガラス越しに見る 水族館みたいだ ..