記事「ポエム」 の 検索結果 3138 件
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静謐の森 ~静謐の森 Final~木漏れ日に隠れながら せせらぎの眩しさを追う 唇にこぶしを当てて 切な涙を閉じ込める 水面を流れゆく 花筏を見たあの日 あれからいくつの季節を 通り過ぎてきたのだ..
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ひとり ~静謐の森 #3~ひとり 両手を上げ空を仰げば 初夏の溢れる陽射しに 溺れるようだ ひとり 足を開いて背伸びすれば 降り注ぐ 穏やかに 木漏れ日のプリズム ただ さえずりの..
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薄片 ~静謐の森 #2~雨に濡れた木の葉は エメラルドの薄片 触れれば塵と化す 危うげな幻 涙を使い分けるような 女優の器用なんて あまりに不可思議で 怪しげな切なさ 臆病という名..
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きしみ ~静謐の森 #1~翠のトンネルを くぐり抜けるたびに 陽射しの形が変わる それを例えるなら 街並みが切れて ふいに海原が見えたみたい 錆びついた心が 動き始めたようで ラジオのお..
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ずっと友達あの日あなたと行った雅の古都を歩いてみる 折からの初夏の風が懐に戯れる 古い用水沿いにせせらぎの音を追いかける 紫陽花の小さな花弁が流れてゆく 鄙びた花街の面影が色を増した..
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恋の終わり ~吾妻橋にて~吾妻橋の欄干に 君は体を預けて 流れ下る河を見つめてる 梅雨の切れ目の空は 鈍く霞んだブルーで 風に紛れるように ぼくは小さくため息 遠ざかってゆく 雑踏のノイズ ..
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REPRISE響き渡る 風の歌 絶え間なく 寄せる波 切れ目なく 湧き上がる雲 季節の移ろいは 永遠の約束 呼びかける 愛の歌 五月雨る 星の蒼 霞まない 遠い約束 なにより移ろう..
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面影色空の景色が 季節をまたいで 木陰の色が 浅くなる 振り向いたまま 遠ざかってゆく あなたの髪が 風に揺れた 遥か遠い面影は 思うほどに切なくなるね ..
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風鈴軒先の風鈴が 風の五線紙に 音符を刻む 鳥が舞うあの空に 虹の千代紙を 貼るときのために 寂しげな風鈴の 夏を惜しむような か細い歌は 夕間暮れの紅に ..
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行きつ戻りつ ~雨の夜に夏の終わりを告げる そぼふる雨の糸は 雲のわずかな切れ目さえ 埋めるようだ 穏やかに遠ざかる 思い出の背中は 次に来る季節の 予告の切れはし 傷は必ず 時が癒..
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確かなこと ~それだけは変わらない~透明な空の色も 時として沈むことがある 鳥でさえ 羽ばたくのをためらうくらい エメラルドの海もまた 時として滲むことがある 月でさえ 照らすことを忘れるくらいに ..
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杜の緑間引いたみたいに 遠くなる蝉時雨 宮の杜の緑が 色増すみたいで 間引いた隙間を 埋めている秋虫の ためらうように細く 密やかな鈴の音 去りゆく風景の なんて愛しい..