記事「ポエム」 の 検索結果 3138 件
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錆びた振り子緩やかに時を下る 各駅停車の窓が ひっそりと暮れてゆく 遠くに見えるビルが 紅に染まれば 夜はすぐそこ 物憂げに揺れる 吊り革のリズムはまるで 古びた時計の ..
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橋の上から都会の川の澱む水面にも 水鳥は来る 灰色の錆びた風に 翼を染めながら 季節の色が消えてゆくことに 気付いているのに 気付かぬふりをする 人間はずるいね 寄り添う..
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気の早い秋が来た朝すこし気の早い秋が来た朝 歩道の石畳が一瞬の煌めきを放った まるで鏡の欠片みたいに 街の空気を震わせていた蝉の声も 軒先にひっそりと揺れる風鈴のガラスも 雲の白のずっと向こう..
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人守唄 ~子守唄に非ず幽けき風に 呟けるは 忘れがたき 人守唄 遥けき姿 想いいずる 忘れがたき 愛し人よ 雲の影に よろめきつ 見つめるは 風の往く方 星の白に 囁く..
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いつか・・・一日が 西に暮れるように 花は 散りゆくように 涙は いつか枯れてゆくから 哀しみは いつか果てていくから 雲が 永遠に尽きぬように 花は ..
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いつだって東の空が 瞬き始める 水平線が 朝になる 寄せては返す 波濤がざわめいて ひらがなみたいに 優しく弧を描く 見えない風が 走り抜けていく 一粒の光 残して ..
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心守人~こころ・もり・びと~伏しがちな目を まっすぐ上げればいい 目を大きく開いて 腕を大きく開いて 風に舞う夢の種を その胸に抱けばいい 涙の色に 染まりそうなときは あの白い雲に ..
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時計代わりに季節の移ろいを 花の色が知らせるように 蝉しぐれに雪崩れながら 今日一日を思う 記憶の片隅に 爪で傷をつけるみたいに 雲にかすむ夏の月に ふと溜息でキスをした ..
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焼け残りの月 ~MOON Spin-off Version~擦り切れた風の形を真似した 雲の列が 月の光を映している 遠回りしているみたい そう感じてる都会 夜の静けさの中で 思い出してね 忘れないでね 手を伸ばせば..
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月影を纏って ~MOON Final~夜空を見上げて 身じろぎもせずに一人 夜の帳の汀で 月影を纏う 失うことから 始まることもあるのだと 冷たい光がそっと 耳元で囁く 見せかけではない 本当..
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有明月 ~MOON #4~有明の月 眺めながら 今日の一日を思う どれだけの言葉を紡ぎ 誰の心に触れるのか 透明な白 纏いながら 朝日に滲んでゆく 藍色に染まる雲が か細い風にたなびく ..
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十六夜 ~MOON #3~十六夜 月に 願いをかけたいのに いつまでたっても 通わない心 十六夜 月に 答えがあるのならば 進まない心 待ちぼうけ ためらうことが もしも罪..