記事「ポエム」 の 検索結果 3079 件
-
クリスタルの風クリスタルの風が 街を染めてゆけば 太陽の輝きも 優しい金色になる 走り抜ける秋風 頬にためて口笛 空をゆく鳥が一羽 ついと振り向いた 穏やかな そんな毎..
-
雲海 ~祈る~窓の外 秋風にたなびく 雲海の輝き 煌きが眩しくて 目を細めた 狂おしいくらいの 蒼く透明な空 少し手を伸ばしたら 宇宙に届きそう ぼくはただ ぼくなり..
-
風の向こう八坂の鳥居の朱を背にして 風の音を聞いてる 思うは真夏の揃いの浴衣 景色揺らす人力の軋み 緩やかに上る 坂道を行けば 揺らめくは青竹 節のある陰 ..
-
車窓車窓を流れる景色 飛び去る町の風景 心なしか ビルの色が 赤らんで見えたのはなぜ 車窓と同じスピードで 時間を巻き戻せたら ぼくはきっと あの日のぼくに 会いに行きたいの..
-
Autumn Mood秋色を着た街路樹アーチをくぐる 金の木漏れ日がフロントガラスを染める 爽やかな秋風が窓から吹き込む 町の音までが金の衣をまとってる 懐かしい家の前をゆっくり過ぎる ..
-
秋の気配 ~Autumn Mood Final~街路樹の色が 少しずつ 秋の絵筆に染まる 真似のできないその色は 鮮やか過ぎてどこか切ない 通り過ぎたトラックの風が 落ちた葉を巻き上げる そうか もう落ちてしまったのか ま..
-
寂しさ ~Autumn Mood #2~秋の風に思い出した 君の横顔を まさか忘れかけてたなんて 背中が少し寒くなった 虫のすだき 聞きながら 君の横顔を ひとつひとつ思い出したら あるいは暖かくなれるか ..
-
椎の実山 ~Autumn Mood #1~小高い丘を登った 久しぶりの風景 町並みの果てるあたりに 沈んでゆく夕陽 真っ白な雲の端から 黄昏色に染まって やがて町に降り注ぐ 細かな粒になって 捲り上..
-
忘れないために木瓜の実の香る 薄く香る道を 雲の靴を履いた 足取りで歩く 木犀の薫る 金に薫る道で 秋風の小波を ポケットに入れた そんな何気ない 小さな幸せを 毎日少し..
-
風媒花 Part2時が もしも風なら わたしは風媒花で 恋という花の種を 待ち続けているの いつか大きな実を 真っ赤な実をつけて 眺めてくれる人に 愛を語りかけるの 忘れがち..
-
ひとつ ふたつスタンドの描く 黄色い光の輪から逃げ出して 窓辺にたたずみ 秋の雨に耳をそばだてる 月もない夜 雲の絨毯の上に思い馳せて 銀色に輝いている 宇宙の底辺を思う ..
-
吾亦紅 ~あなたの忘れ物~あなたの忘れ物 庭の片隅の吾亦紅 深いレンガ色の花が 初秋の陽射しに色を投げる いつかは忘れてく 数え切れない思い出たち 髪の色が褪せていくほど 穏やかな気持ちになるのは..