記事「ポエム」 の 検索結果 3080 件
-
9月橋の上から河を眺める 舟が海へと下っていく 川面に残る航跡 もうすぐ雨が降り始める あなたのいない9月 暮れ方の風が揺蕩う 西の空に雲が広がる もうすぐ雨が降り始める ..
-
少しだけ 微笑んでとても寂し気だね その横顔 哀しそうだね なにを思ってるの その瞳が 潤んで揺れてる いつも寂し気だね その前髪 ゆらりともせずに どこを目指してるの ..
-
My Serenade青白き月に映すは 我が想い 霞着て たおやかに香る 我が想い 揺られ揺られて 去り行くは影法師 仄かにさざめく 静けき我が鼓動 空を仰ぎ見ては 呟く心 ..
-
夢を見ていた夢を見ていた 夢を見ていた 鳥のように 風をはらんで 空を翔る夢を 夢を見ていた 夢を見ていた 鳥のように 風を抱きしめて 空を翔る夢を 丘..
-
8月人気のない 海岸沿いを歩く まだ陽射しは 夏の余韻残して 波頭を 熱くするけど 人気のない 海岸沿いを歩く 向かい風を 体に受けながら 少しだけ 冷た..
-
御籤鄙びた 田舎町の社 小さな 縁日を歩けば 赤い 裸電球の列が 小さな 列を作って並ぶ 戯る 子供の声はか細く 小さな 風鈴の音のようで さざめく 木々の梢..
-
Pin-Point Magic君が 人差し指をちょっと振ると ぼくの 心は急にざわめく それは 君だけが使える魔法 ぼくは その魔法にとても敏感 多分 ぼくの心の中の とても 敏感なツボを知っ..
-
デジャブーいつか見た風の色 そして花の香り どこか懐かしく そしてまた切なく いつか見た夕焼け そして雲の歌 どこか哀しくて そしてまた優しい 恐らく初めてではない 遠..
-
占う夏祭り 屋台の金魚すくい 水面が眩しく光る 赤い背を 追いかける子供 小さくうずくまる いつになく にぎやかな境内 その裏で夏が香る 懐かしいと 君が呟..
-
万灯会 (まんとうえ)The Theme from 万灯会 幾万もの灯火 それは 古の遠い記憶を 懐に手繰り寄せる赤い糸 深く水底に潜んでいる 淡い記憶を迎える小舟 ..
-
海風海風が吹き付ける 浜の松がざわめく 夏の空と夏の海が 透明なブルーに染め上げた風 白い鳥が翼広げて 風を一杯にはらんだ 空に足を掛けながら 中天高く舞い上がる ..
-
陸風暮れてゆく海の向こうに 心を解き放てば 薄紫の雲に戯れ 水面をかすめる また来る明日を待ちきれなくて 波打ち際に足を運べば 寄波が足を捉えて ふと歩みを止める 思い..