記事「ポエム」 の 検索結果 3080 件
-
白い雪に変えてよ雪になれなかった雨が 町を濡らしている 白い妖精になりたくて でもなれなくて 心密かに願うことが 形にならなくて もどかしい涙は わたしを濡らしてる 満たされぬこの思い..
-
星間飛行見上げた空に 満天の星 久しぶりに見た 星いっぱいの空 今にも落ちてきそうなくらい 冬の風に揺れている あの煌めきに 手が届きそう あと少しだけ 腕を伸ばしたら 銀河のせせ..
-
願いもしもわたしがもう一度 生まれ変われるならば やっぱりわたしとして 生きてみたいと思うの 子供の頃に断念した ピアノをきちんと習って 少しはまともに音を出したい 聴く..
-
立ち止まれる心 (Memorial Writing 100)風景や 文字や 絵画や 心の動きや 音楽や 言葉や ざわめきや 風の音や 夜の匂いや 花の香りや 太陽の匂いや 街の匂いや そういう全ての事象は まるで当..
-
面影橋忘れていたはずの 曾祖母の名を思い出した 記憶の水面に 揺れ遊んでいる それは例えるなら ポケットの奥の もっと奥を 探ったときに見つけた わずかな小銭みたい 決して会..
-
雀よ 雀よあの頃の俺たちは 毎日を歌って暮らしてた 青春という名のめくるめく日々に 首までどっぷりと浸かっていた Aは哲学に傾倒していて 小難しい単語を矢継ぎ早に並べて かと..
-
都会時計都会時計が刻むのは 都会時間に他ならない せわしなく足早に 刻み続けてる 風の色はモノトーン 月も星も色褪せてる ためらいも とまどいも すべて脱ぎ捨てて 何かが背中を..
-
葉牡丹紫と白の葉牡丹が あちらこちらに群れ 冬枯れして 色を失った 街角の せめてもの彩り 全ての色を 奪い去ったのが 冬の風のせいなら この心の色が消えたのも たぶん冬の風の..
-
冬凪冬凪 海は穏やかで 陽射しは わずかに優しくて 寂しげな 海鴎 翼に風をはらむ 厳冬 雪が多く きらめく 白に震える たおやかな 鼻歌 ついて出ても霞むだけ 木々の..
-
陽の当たる道を歩けばいい振り向いたときに そこには誰もいなくて 胸が締め付けられたなら 陽の当たる道を歩けばいい 木陰ばかりを選んでいれば 誰だって俯いてしまう そうでなくても風は冷たくて 指先がか..
-
ご挨拶 : 今年の締めくくり今年もたくさんの方に来訪いただき、ありがとうございました。 メインのブログ 「伝言板の左端」 の方の更新が多く、こちらがおろそかになりがちですが、それでもアクセスいただき感謝しており..
-
Twilight Time in Decemberクリスマス色に 一面染められた都会 いつもの待ち合わせ場所で 貴女を待ってみる 木の葉を落とした街路樹に 電球色の枯れ葉が芽生え 忙しなげに明滅し 一瞬の影を足下に投..