記事「ポエム」 の 検索結果 3080 件
-
ななかまどそんなに悲しいなら ここにいればいい 涙が枯れるほど 泣くことはないじゃない そんなに寂しいなら そばにいればいい 月を見上げるたびに 泣くのはおよしなさい 揺れて揺られ..
-
啾啾 (しゅうしゅう)啾啾と鳴く秋虫の 夜の帳に響く様 静けき月の明るさに 薄 揺らめく雲の原 ぽたりぽたりと秋の露 泣き濡れに濡れ十六夜の 啾啾と鳴く秋の虫
-
幽霊坂久しぶり十数年ぶりに訪ねた あの頃よく下った幽霊坂を 周りの景色はすっかり変わっているけれど 坂道の傾斜は足がまだ覚えてるみたい 小さな四つ角の右手にあったアパートと その隣にあったフ..
-
Pray頬を伝う熱い涙が どうぞ 冷めますように 苦味混じりの吐息が どうぞ 甘くなりますように 波立っているその心が どうぞ 凪になりますように 寂しい色のその瞳に どうぞ ..
-
あの空は君のもの羽ばたき舞う鳥は 翼に空を抱いている 風を友にして ためらいなく駆ける 辿りつけないのは 遥かに見える地平線 星を道しるべに 揺るぐことのない歩み 多分君も今頃 同じこ..
-
CALM THE LIGHT窓を開ける 夜風が忍び込む 眠らない街の音をつれて 摩天楼の青い光が 音も立てずに寄り添う 部屋の灯りを閉じて 二人の思い出も閉じて せめてふたりは いつ..
-
涙のお守りハンカチあのころ ぼくのポケットには 母がいつも入れてくれた 「涙のお守りハンカチ」 小さな雫が 頬を滑り始めると 魔法のようにポケットから出てきてた 涙することが なん..
-
雄大な絵の下で抜けるような青いカンバスに 白い絵の具で絵を描きながら 風が走ってゆくよ 急ぎ足で東を目指して 幾分柔らかい陽射しに 頬を染めながら 君が走ってくるよ あの丘の上から ..
-
DISTANCEわたしは どういうわけか 近頃 あなたが気になる 理由は思いつかなくて そんなことはどうでもよくて むしろ こういう気持ちに 理由なんかいらなくて 近頃 あなたが気になる..
-
GREEN EYEこんな自分が嫌い 嫉妬している自分が嫌い 貴男が 誰かと 仲睦まじく話している とても自然に とてもほがらかに わたしは 貴男の前に出ると 喉の奥に詰め物ができて..
-
STELLAR見上げた空に 満天の星 久しぶりに見た 星いっぱいの空 今にも落ちてきそうなくらい 秋の風に揺れている あの煌めきに 手が届きそう あと少しだけ 腕を伸ばしたら 銀河のせせらぎが さ..
-
遠近 (おちこち)遠近に風の音 戯れし風の音 竹林を青く吹き抜け 水面にさざめき立つ 遠近に風の音 泣き濡れし風の音 一滴に揺れて揺られて 色めき立つ梢 石畳を穿ちつつ 去り行く..