記事「伝統芸能」 の 検索結果 342 件
-
週話§土曜些事~七月歌舞伎はお休み~今年の歌舞伎見物は新春浅草歌舞伎に始まり、コクーン歌舞伎の『四 谷怪談』を入れて9回である。 毎度毎度初心者状態での観劇だと思っていたら、足繁く通うようにな って今年で15年になると気がつい..
-
若話§六月大歌舞伎第三部~狐忠信~というわけで先週水曜日に18時15分開演の第三部『狐忠信』を観てき た。恒例のこととして感想をまとめておく。 休憩前『道行初音旅』は軽いジャブという感じ。やはりというか、染 五郎が静御前..
-
若話§六月大歌舞伎第一部~碇知盛~歌舞伎座のお客が減るのは“にっぱち”だけではないということだろ う。松竹もそのあたりのリサーチはできているようで、今月は三部制 で『義経千本桜』通し上演を出してきた。 今回はそのうち第一..
-
爛話§六月大歌舞伎第一部へ~碇知盛~当月の歌舞伎座は、納涼と同様に三部制で『義経千本桜』を通し上演 するが、そのうち二部は見送って、若手が主役を務める一部と三部を 観る。今日はまず一部『碇知盛』である。 大歌舞伎で染五郎が..
-
幼話§團菊祭五月大歌舞伎~寺嶋和史~今年の団菊祭夜の部のお客さんのほとんどが、当月歌舞伎座で初お目 見得となる菊之助長男寺嶋和史が“出演”する『勢獅子音羽花籠』が めあてだと言っても言い過ぎではなかろう。 というわけで..
-
週話§日曜些事~團菊祭五月大歌舞伎~お目当ては、夜の部一本目の『勢獅子音羽花籠』だが、菊之助長男で 2歳5か月の寺嶋和史が初お目見得という御祝儀舞台である。 言うまでもなく父方祖父が七代目菊五郎、母方祖父が二代目吉右衛門 ..
-
育話§三月大歌舞伎~中村雀右衛門襲名~四代目中村雀右衛門の次男で女形の芝雀が、父の名跡を五代目として 襲名した。今月の歌舞伎座は襲名披露公演である。先週の火曜日に昼 の部を、木曜日に夜の部を観てきたので、簡単にまとめておきたい。 ..
-
紫話§中村芝雀改め五代目中村雀右衛門三月大歌舞伎で、京屋中村芝雀が五代目雀右衛門を襲名する。今日は その3月歌舞伎座チケットの発売日である。 父である四代目は名優であった。細々と歌舞伎座に通っていた20年く らい前、ある日..
-
板話§新春浅草歌舞伎~毛抜と千本桜~若手歌舞伎役者修業の場である浅草歌舞伎に今年も行ってきた。時間 に融通がきくのをいいことに、千穐楽に行ったのである。 第2部は2演目。歌舞伎十八番『毛抜』では、巳之助が粂寺弾正を務 め、..
-
板話§壽初春大歌舞伎昼の部千穐楽近く今年初めての歌舞伎座は先週金曜日の昼の部だった。 一つ目『廓三番叟』は三番叟を廓の中でという趣向。孝太郎の傾城、 種之助の新造、染五郎の太鼓持。正月のお約束である。 続いて『義経千本..
-
板話§十二月大歌舞伎夜の部~妹背山~十一月顔見世はお休みしたので、2か月ぶりの歌舞伎座は夜の部一本 勝負となって『妹背山婦女庭訓』の通しである。定年退職このかた、 平日の歌舞伎座通いはチケットが取りやすいというメリットがある。 ..
-
秋話§芸術祭十月大歌舞伎夜の部・・・十月大歌舞伎夜の部を観てきた。『阿古屋』と『髪結新三』の2本。 玉三郎が、この先『阿古屋』をどれくらい務めるものか。本人次第の ことであるにしても、あれだけの大きな役だから、一世一代が近づ..