記事「古代史」 の 検索結果 454 件
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「目くそ」であることを自覚せず、「鼻くそ」を嗤う罪(1)ー服藤早苗・日研大会報告批判ー古代史の問題は「古田問題」だけではない。 というより、むしろ「正統派」学界の問題の方が重要である。 というわけで、今回はこちらの話題を。 私は98年に歴研大会で古代史部会..
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古代史学界の「フェアプレイ精神」と「古田史学」(2)-本来、学術出版社がなすべきことー(前項の続き) では、マスコミを握った研究者が勝ちという学界にしないためには何が必要か? 当然ながら、問題の背景を掘り下げ、対応策を考えることである。 (イ)の背景となる問題として..
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古代史学界の「フェアプレイ精神」と「古田史学」(1)-古田氏に騙されるとどうなるか?-古田氏がこれだけの「ファン」を集める理由の一つは「つかみ」が上手いことだろう。 まずは(1)少々の「事実」を誇張し、センセーショナルな形で示して、読者に衝撃を与えるのである。 次は(..
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とんでもないミネルヴァ書房・杉田啓三社長の「学術書」認識前項までお伝えしたように、ミネルヴァ書房からの古田武彦氏の著作の刊行・販売停止を求める署名運動を始めた。 日頃、デジカメを使わないので画像のアップに苦労したが、ようやくキャンペーンページが完..
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ミネルヴァ書房からの古田武彦氏の著作の刊行・販売停止を求める署名運動(2)(前項の続き) 3.「学問・表現の自由」との関係 さて、このような運動を始めると「学問・表現の自由」の侵害なんじゃないの?と思う人もいらっしゃるのではないかと思う。 しかし、この運動..
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ミネルヴァ書房からの古田武彦氏の著作の刊行・販売停止を求める署名運動(1)新年度になった(消費税も上がった…)。 だからと言うわけでもないが、新しい試みを始めた。 ネットで署名運動を立ち上げたのである。 タイトルは次の通り(タイトルをクリックすると..
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3年目の歴史学界ー学界の限界?-(2)(前項の続き) 世は「stap細胞」問題で騒然である。 新聞などは14日の理研会見以降、沈静気味のようであるが、ネットは相変わらず喧しい。 本来、このブログでも取り上げるべきであ..
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3年目の歴史学界(1)ー学界の限界?-あの日から3回目の「3.11」を迎えた。 この間、私は「3.11の”忘却”」を指摘してきたが、これはあくまで古代史学界の話である。 歴史学界全体としてみれば、「忘却」に抗う試みも行わ..
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新論文、進捗状況前回の論文「地方行政機構の特質・展開と律令制国家ーその維持・運営ー」を発表してから、約10カ月が経過した。 その間、生業の方で忙しかったが、怠けていたわけではない。 新論文の方も、前..
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00年代、古代史研究の傾向(3)ー「正当古代史」と「トンデモ古代史」の間(ⅱ)-(前項の続き) なぜ、私が紛れもなく「正当古代史」の一員である加藤論文を読んで「『トンデモ古代史』と似ている」と思ってしまったのか? 前項でも書いたように、加藤論文は(1)「全体像」は疑問..
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00年代、古代史研究の傾向(2)ー「正当古代史」と「トンデモ古代史」の間(ⅰ)ー(前項の続き) 今一度、確認しておけば・違勅罪という刑罰は史料上に頻出している。 この点は8世紀も同様である。 一方、加藤論文の立場は・違勅罪は職制律22詔書施行違条を法的根拠とすると..
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00年代、古代史研究の傾向(1)ー「パッチワーク」の古代史像ー昨年、「地方行政機構の特質・展開と律令制国家」を書くために、00年代の論文をかなり読んだ。 その際、思ったのは「何だか、パッチワークみたいな論文が多いな」ということである。 要するに..