記事「古代」 の 検索結果 634 件
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国宝 土偶展2月17日(水)午前、東京国立博物館の、「国宝 土偶展」を見にゆく。書籍などに印刷された写真で見たもの、まったく初見のものも含めて、一つのまとまった印象を持った。実物のほうが、写真よりずっとすばらしい..
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『古事記』ノート(11) 命の主1990年8月末、はじめて出雲を訪れた。このとき、出雲大社の東で、気になる小さい神社に遭遇した。命主社である。 命主社 http://5.pro.tok2.com/~tetsuyosie/si..
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『古事記』ノート(10) 天之御中主ふたたび1年ほど中断していた、『古事記』ノートを再開したい。その間、ゼミは進行していた。 古代日本と古代朝鮮の関係が深いのは当たり前のはずだが、記紀ではかなりぼかしたり、わけのわからないものになったりし..
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「高知新聞」に「俳句 縦横無尽52 句集による神話創作」掲載「高知新聞」2009年11月9日付けに、夏石番矢「俳句 縦横無尽52 句集による神話創作」が掲載された。第4句集『神々のフーガ』(1990年、弘栄堂書店)について書いた記事。その画像を下に。 ..
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高知新聞へ「俳句 縦横無尽52」送稿高知新聞社へ「俳句 縦横無尽52」をメールする。句集『神々のフーガ』(1990年)について書く。この句集は、宇宙誕生から神武天皇までの神話創作の試みだった。 参照 高知新聞社へ「俳句 縦横..
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『古事記』ノート(8) おのごろ島生成しばらく中断していた『古事記』ノートを再開したい。 天の沼矛で、イザナキ・イザナミ二神が行った行為は、次のとおり。 鹽許袁呂許袁呂迩【此七字以音】畫鳴 【訓鳴云那志】而。引上時。自其矛末..
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陸(くが)と久我山兵庫県相生市菅原町は、私が生まれ育ったうぶすな。かつては、陸(くが)菅原町と呼ばれていた。 「くが」は、「くぬが」の転じた古語。「くぬが」は、「くにか」(国処)に由来する。 「陸」(くが)..
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『古事記』ノート(7) 神代七代3『古事記』の神代七代の、角杙神(つのぐいのかみ)と妹活杙神(いも・いくぐいのかみ)は、どのような神々だろうか。 それまでの神々が、船からの陸の視界と、上陸地点を暗示するのなら、ここからは、上陸後..
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『古事記』ノート(6) 神代七代2『古事記』において、はじめて登場する対偶神らしい神は、宇比地邇神(うひぢこのかみ)と妹須比智邇神(いもすひぢこのかみ)。後者の、「妹」を取れば、 うひ(初)ひぢ(泥土) す(州)ひぢ(泥土) ..
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『古事記』ノート(5) 神代七代1『古事記』は、口伝の部分もところどころ残しながら、まとめあげるのに苦労した文字記録。そこにおいて、神々の登場順序は、意図的であり、無意味ではないはずだ。 神代七代は、「独神」(ひとりがみ)の、国..
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『古事記ノート』(3) その語り始めの唯名論『古事記』を読むゼミ、まだ数行しか本文は進んでいない。じっくり『古事記』を読解すると、次々と不思議な箇所に気付くからである。 B・H・チェンバレンの英訳では、本文の始まりは、 The na..
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『古事記』ノート(2) 天之御中主神は不在?『古事記』に最初に登場する神の名は、天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ)。この神様を祀る古い神社がないところから、作られた神という解釈が優勢なようだ。 心理学者の河合隼雄は、『中空構造日本の深..