記事「安岡正篤」 の 検索結果 308 件
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【いかに生くべきか】すべて生きんとする意志は、いう迄(まで)もなく人生の原動力である。 然(しか)しながら、ただ生きようとするだけではまだ動物的境界に過ぎない。 人格に於(おい)て、始めて如何(いか)に生くべ..
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【五交】世に五交というものがある。 一を勢交 (勢力者に交を求める)。 二を賄(わい)交 (財力ある者に交を求める)。 三を談交 (能弁家に交を求める)。 四を窮(きゅう)交(困窮のため苦しまぎれ..
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【心の修養】世の中にはさまざまな職業の人がいるが、大事なのは各人それぞれが正業に就(つ)き、自分の心身をみがいて仕事に最高の努力をしていくことだ。 一人ひとりの心の修養こそ大事である。 『安岡正篤一日..
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【迂儒】いくら本を読んで、知識を豊富に持っておっても、一つも実際の役に立たんという学者がある。こういうのを迂儒(うじゅ)という。 いろいろ知ってはいるが、意外に役に立たん、生きた解決にピタリとしないとい..
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【小才の愚】子曰く、群居終日、言、義に及ばず、 好んで小恵を行う、難いかな。〔論語〕 痛い言葉ですね。 何とかクラブというような所へ行ってみるとよくわかる。 忙しい忙しいと言いながら大勢集まっ..
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【知恵の学問】知識の学問と知恵の学問では非常に違うのであって、知識の学問は、われわれの理解力・記憶力・判断力・推理力など、つまり悟性(ごせい)の働きによって誰にもひと通りできるものだ。 子供でもできる、大人で..
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【思考の三原則 2】目先だけで見たり、一面的に考えたり、枝葉末節からだけで見るのと、長期的、多面的、根本的に考えるというのとでは大変な違いがある。 物事によっては、その結論が全く正反対ということになることが少なくな..
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【思考の三原則 1】私は物事を、特に難しい問題を考えるときには、いつも三つの原則に依(よ)る様に努めている。 第一は、目先に捉(とら)われないで、出来るだけ長い目で見ること、 第二は物事の一面に捉われないで、..
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【本物と偽物】故(ふる)い友人を持って居る者ほど本物だが、絶えず新しい友人を漁猟(あさ)って歩く者は、それが順境にある者ほど偽者だ。 『安岡正篤一日一言―心を養い、生を養う』より(致知出版社刊) 安岡正..
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今日、私は生きた人は誰しもその長い人生において、多大な影響や感銘を受けた 人物が何人かは存在すると思われます。 それが身近な知人であったり、自分の大好きなアーティストや 作家、アスリートであったり、歴史上の偉人..
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【政治の四患 2】第三は放である。 無軌道、放埒(ほうらつ)、無礼、無責任等である。 礼儀も道徳も、秩序も法律も無視して、自由と権利の下、勝手放題にやって省(かえり)みない。 第四は奢である。 放と同じく一..
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【命は吾より作す】人間が浅はかで無力であると、いわゆる「宿命」になる。 人間が本当に磨かれてくると「運命」になる。 即(すなわ)ち、自分で自分の「命(めい)」を創造することができるようになる。 それを..