記事「寄席」 の 検索結果 990 件
-
歌丸師匠の髪結新三を楽しむ今年4月の国立演芸場4月中席では、桂歌丸師匠が「髪結新三」を2回に分けて演じるという。前半と後半を聴くべく行ってみた。 実話をもとにした話のようで、人形浄瑠璃や講談で語られていた話を河竹黙阿弥が..
-
正雀師匠の芝居噺を味わう 男の花道2011年3月6日(日)の国立演芸場3月上席に行った。国立演芸場は、2月は改修でお休み。久々の定席公演となる。 上席は、落語協会の番。昨年3月に真打ち昇進したばかりの桂文ぶんや理系大学卒とい..
-
「噺と節劇」~劇的なるものをめぐって~伝統芸能は新たな試みで絶えず蘇る2011年2月26日(土)午後1時~4時は、国立演芸場の特別企画公演「噺と節劇」~劇的なるものをめぐって~である。場所は国立演芸場改修中につき、国立劇場小劇場。 パンフレットによると、..
-
歌蔵落語会~其ノ七~は“黄金餅”2011年11月25日のお江戸日本橋亭で開催された歌蔵落語会~其ノ七~ を楽しんだ。平成22年度文化庁芸術団体人材育成支援事業とある。芸協若手特選会ということだ。 最初は前座だが、プログラ..
-
新宿末廣亭正月二之席の初日と二日目で小三治の「千早ぶる」と「一眼国」11日から新宿末廣亭で正月二之席が始まった。落語協会の興行である。正月席は混み合っているが、二之席の平日となると大入りではあるが、立ち席ということはない。メンバーは本来ならトリをとるような大物ばか..
-
正月向きの噺で一杯の新春国立名人会今年最初の寄席は、2011年1月3日(月)の新春国立名人会11時半開始の席。いつもながらの満員御礼。新春寄席はめでたい話、短い噺が多く、いつものように落語を真剣に楽しむといったことはない、気楽な..
-
泣かせる好楽の『子は鎹』平成22年11月27日(土)は、国立演芸場が毎年行っている、五代目圓楽一門会の中日である。圓楽一門は、なかなか味のある古典落語で、たっぷり楽しめた。主任の三遊亭好楽師匠も、味わいのある、泣かせ..
-
冬の流しの「うどんや」の悲哀と暖かみ平成22年11月12日(金)午後6時~9時5分、第558回三越落語会、主任は小三治で、恒例の満席。最初の柳家小せん(五代目)は、今年9月に真打ちに昇進して、小せんを襲名したばかり。小せんと..
-
隅田川(おおかわ)の流れゆかしき 古今亭志ん輔が唐茄子屋政談で泣かす江戸東京博物館では、隅田川の特別展を開催している。両国界隈を歩くのもいい。 2010年10月24日(日)13時30分~16時の江戸東京博物館ホールで開催された落語会。特別展「隅田川」開..
-
正蔵が味のある山崎屋国立演芸場の「正蔵 正蔵を語る3」が、2010年10月23日(日)午後2時~4時23分であった。9代目林家正蔵師匠が演じる特別講演企画の3回目。いつもながら、照明を暗くしての演出。しかし、今回は淡..
-
紙のアート“涙そうそう”(林家二楽)にカンカラもびっくり 百栄は寿司屋水滸伝2010年9月23日(木)国立演芸場の9月花形演芸会。若手の芸人が競う花形演芸会、通常のプログラムにはないサプライズがあるのが魅力的である。今日のプログラムの最大の収穫は、林家二楽師匠の紙切りで見..
-
薫り豊かな扇辰の目黒の秋刀魚10年9月12日(日)の国立演芸場9月中席は、6割程度の入りだが、主任の扇辰師匠が、細かな表現力と人情の味わいで、薫り豊かで美味しそうな『目黒のさんま』を演じた。殿様と三太夫のやりとりも扇辰師..