記事「歴史」 の 検索結果 41445 件
-
藤井青銅「「日本の伝統」の正体」夫婦同姓は日本の伝統であって、別姓は伝統的家族を破壊する、といった議論を保守系政治家が宣うたびに、その伝統は明治からの話だろうと、いつも反発していたが、そういう「伝統」がいっぱいあるのではないかと予想..
-
野間宏・安岡章太郎「差別 その根源を問う 下」上下巻の下巻。下巻のゲスト、宮本常一、高取正男、青木英五郎の三氏は奇しくも同じ1981年に亡くなられている。野間宏氏は1991年、安岡章太郎氏は2013年、1929年生まれの金時鐘氏のみが、このなかで..
-
半藤一利「人間であることをやめるな」半藤氏が亡くなる前に、「明治の将星のリアリズム - 名言「坂の上の雲」」を中心として本にすることが予定されていたが、なかなか実現に至らず、死後、奥さんの本とともに急遽実現されたようだ。 「坂の..
-
網野善彦「日本論の視座」長らく網野氏の歴史本を読んでみたいと思っていて、初めて手にした。期待を上回る幅広いジャンル、細かな史料も押さえ、無名の研究者の業績もすくい上げている「怒涛のような」本だったが、あまりにその情報の多さと..
-
藤野裕子「民衆暴力-一揆・暴動・虐殺の日本近代」マックス・ウェーバーは「ある一定の領域のなかで、レジティマシーを有する物理的な暴力行使の独占を要求する人間の共同体」と近代国家を定義した。軍や警察は国家の「暴力装置」であるというのは常識だが、民主党政..
-
保坂正康「陰謀の日本近現代史」「陰謀の」に期待しすぎるとがっかりする。「智恵と知恵の戦い」に期待しすぎるとがっかりする。日本の近現代史にある「陰謀」は、分かっている範囲では、ロクな「智恵」もない、情けない策謀だ、混乱の中のあがきだ..
-
沖浦和光「宣教師ザビエルと被差別民」「宣教師ザビエルと被差別民」というタイトルから、ザビエルが被差別民に対して支援・布教した歴史を語るものかと考えたが、それももちろんあるが、どちらかといえばザビエルの生涯、そして日本の被差別の歴史、その..
-
半藤一利「靖国神社の緑の隊長」半藤氏が週刊文春編集者時代に、ひとりひとり訪ねて取材し、著した「人物太平洋戦争」のなかから、8人を選んで、分かりやすく書き直した本だという。たいへん読みやすく、大きな活字で、200ページ足らず、一気に..
-
鶴見俊輔・関川夏央「日本人は何を捨ててきたのか」時間を隔てて三回にわたって対談(瀬川氏にとってはインタビュー)したものを、関川夏央氏が鶴見氏の本音の姿を本に残したいと強い意欲で本にしたものだ。鶴見俊輔氏とは、私にはベ平連の鶴見氏としか記憶がないが、..
-
映画「マルモイ ことばあつめ」何度も何度も涙があふれてくる。切ない、哀しい、罪深い。昨年、シネマート新宿で公開されていたが、小心者ゆえコロナが怖くて見に行けなかった。映画館ならそれでも最後まで一挙にみられるが、WowoW録画での視..
-
関裕二「「縄文」の新常識を知れば日本の謎が解ける」通説には、水田稲作は渡来人がもたらしたもので、そこから弥生時代が始まる。ヤマト建国は、その渡来人が中心になったもの・・・といった説だと思われる。「北部九州の邪馬台国が東に移動してヤマトは建国された」と..
-
エヴァ・スローニム「13歳のホロコースト」アウシュヴィッツ=ビルケナウからの生還には、「夜と霧」のフランクルや「溺れる者と救われる者」のプリーモ・レーヴィなどが有名だが、”Memories of a Child Survivor”の副題が..