記事「浮世絵」 の 検索結果 963 件
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写楽の探し方 6 能役者の余技なのか(承前) 一方、江戸幕府は三百数十名もの能役者を抱え、その実態は、 幕府や諸藩は 能楽の保護者であると同時に厳しい監督官でもありました。 頻繁に出される厳しい通達によって、技芸の鍛錬と伝統..
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写楽の探し方 5 屋敷内で浮世絵?(承前) 年出来事寛政三年六月 暁雲院釈素元居士 当時 八丁堀 松平阿波守様内居住 斎藤右与衛門 事寛政十年十二月 貞楽院釈善信女 南八丁堀 松平阿波様内 斎藤重郎兵衛 祖母寛政十一年三月 釈智閑童..
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蔦屋重三郎の店舗(葛飾北斎の絵)2025年の大河ドラマは、横浜流星さん演じる「蔦重」こと蔦屋重三郎を主人公とした「べらぼう ~蔦重栄華乃夢噺~」だそうです。 上記は、その蔦重の店舗(書店・耕書堂)を描いた絵として有名で..
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地震とナマズ 11 版木を反転する業(承前) まず、左側の鯰絵の方を見てください。「あれっ、この絵、どこかで見たような気がする」と思うのは管理人だけではないでしょう。恐らく、多くの読者が、何かの読物の挿絵で、あるいは浮世絵のページか..
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地震とナマズ 7 厳しい天保の統制令(承前) ここから再び「鯰絵」推理に戻ります。安政二年という時期の江戸の事情を考えるとき、やはり、何度も触れて来た「天保の改革」の中味、それも出版に関連する実態を見ておく必要があるでしょう。幸いW..
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2024年 #1月5日(金)#南関東 は晴れ時々曇り「#新版画の沁みる風景 #川瀬巴水から笠松紫浪まで #川崎浮世絵ギャラリー」2024年1月5日(金) おはようございます 南関東は晴れ時々曇り 最高気温は14℃前後 暖かい服装でお過ごし下さい 一日の寒暖差で体調を崩されないようお気を付けください♡ ..
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小説・写楽 10(承前) 人づてに聞いた所では、裏店にくすぶってはいるものの、気は確かで筆も棄てた訳ではないらしい。都伝内はその時、何も深く考えず適当に歌舞伎恒例の演題と、思い付く役者連中の配役を一通り書き出し、..
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小説・写楽 8 伝内の秘密兵器(承前) 山東京伝の機嫌も少しは良くなったらしく、盃を茶碗に取り替えて話を聞く様子。座元は先ほどから膝の横に置いてあった風呂敷包みをほどき、その中から選った一枚の下絵を取り出し、二人の真ん中に押し..
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小説・写楽 7 蘇我祭り(承前) 出版に到るまでの経緯や、出版にあたっての宣伝、本の仕様などについても蔦屋重三郎は、すべて自身の一存でございます、と繰り返し証言したのだが、役人たちは鼻先で笑うように退け、『京伝が、既に、..
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小説・写楽 6 曲亭馬琴の登場(承前) 「ああ、伝内さんには、まだ顔見世を済ませてなかったっけなぁ。 俺の弟分で、今、重さんとこに厄介かけている滝沢だ。ひとつ、ご贔屓に。 悪いな、酒を三本、いや五本もってきておくれ..
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小説・写楽 4 きついお咎めの後(承前) 芝居小屋を度重なる火事騒ぎで焼失、その都度金主・地主の間を飛びまわり、米搗きバッタのように拝み倒して資金繰りに目処をつける毎日だった。今回も小屋の再建になんとか目鼻を付け、主だった役者連..
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小説・写楽 3 伝内の頼み事(承前) 松飾も取れ、そろそろお屠蘇気分も抜けようかという寛政6年正月の下旬、都座の伝内達が行きつけの小料理屋・二階に設けられた宴席に蔦屋重三郎と山東京伝が揃って顔を見せている。朝方からちらほらと..