記事「物理」 の 検索結果 1392 件
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演算子の変換とエネルギー固有値の縮退(3)球対称ポテンシャルの場合のシュレディンガー方程式について考えましょう。 これは、次のようになります。 Hψnl m = Enl ψnl m ここで、HR = RH なので、 ..
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演算子の変換とエネルギー固有値の縮退(2)前記事の結果を対称性を見るために、例をあたってみましょう。 例えば、球対称ポテンシャル中のハミルトニアン演算子 H = -(ħ2/2m)(∂2/∂r2)+V(r) は回転..
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群としての回転操作(2)ここで、量子力学における角運動量として、軌道角運動量の他にスピン角運動量があります。 今回はそれについて少し触れます。本当はスピンは深い話なんですが、ここでは回転群という観点から考えるので、概念的に..
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場の理論(1)これは以前にも書いたことがあるんですが、そのころは「第二量子化」というのが良く分かっていなかったので、未消化のままでした。今回また取り上げようと思います。元ネタは『現代物理学小事典(1993年版)』(..
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光は粒子か?波か?_続編(2)さて、この調和振動子を量子化するためには、一般化された座標 Qk,λ(t)、Pk,λ(t) をc数ではなく、次のように交換関係を満たすものと考えることになります。 [Qk,λ(t),Pk',λ'..
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光は粒子か?波か?_続編(1)「光は粒子か?波か?」というシリーズを書いたのですが、前に書きましたが、これは『現代物理学小事典(1993年版)』(小野周監修、ブルーバックス)の内容を元に書いています。実は、この事典は『新・物理学事..
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1電子と電磁場の相互作用ハミルトニアンを計算してみる(2)え~と、つづきをやってみましょう。 Ak,λ を求めるところでした。 つまり、 Ak,λ = 2π1/2c{ħ/(2ωk)}1/2ak,λ ですね。また、 A*k,..
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1電子と電磁場の相互作用ハミルトニアンを計算してみる(1)ここでは、掲題の計算を光子の生成・消滅演算子で表してみることを考えます。 実のところ、この答えは『現代物理学小事典(1993年版)』(小野周監修、ブルーバックス)に掲載されているのですが、そこに至る..
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光は粒子か?波か?_何かまとめ的なもの。。というわけで、いままで6回で説明を試みてきましたが、何か釈然としないですね。 まず、説明のストーリーを追って、どういうところが引っかかるのか?をあげて行きたいと思います。 [説明の展開] ..
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光は粒子か?波か?(6)今までの話は『現代物理学小事典(1993年版)』(小野周監修、ブルーバックス)の内容を元に書いていますが、(この項はあの大槻義彦教授が執筆されています)今回でやっと、電磁場の量子化とボーズ粒子の生成・..
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光は粒子か?波か?(5)今回は、少し目先を変えて、多粒子系の状態関数と生成・消滅演算子の関係を考えます。 光がメインテーマなので、ボーズ粒子を主に扱います。 量子化しただけで、それで粒子像が示されたとは理解し難い。..
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光は粒子か?波か?(4)古典論で話を進めておいて、量子化をすることを考えます。 改めて、フーリエ係数の関係式を書いておくと、 A"k(t)+c2k2Ak(t) = 0 k・Ak(t) = 0 で..