記事「物理」 の 検索結果 1387 件
-
真空中の電磁場(6)前記事の結論を書いておき、それが実数であることを確認しましょう。 A(r,t)=Σekγ(qkγei(k・r-ωkt)+qkγ*e-i(k・r-ωkt)) (Σはkとγについて) ここ..
-
真空中の電磁場(5)さて、前記事の調和振動子のモデルの解を考えることが必要ですが、これ自体は簡単ですね。 まず、懸案の調和振動子の方程式は d2ak(t)/dt2=-ωk2ak(t) なので、 a..
-
真空中の電磁場(4)やはり単位の統一という観点と初志貫徹ということから「量子論」を主に読んでいくことにしましょう。 ∇2A-(1/c2)(∂2A/∂t2)=0 の解を A として、Fourier級数に展開する..
-
真空中の電磁場(3)やはり、前記事は「量子論」という本に沿って進めているのですが、どうも中途半端な内容ですね。 もう少し砕いて考えてみます。参考書として「原子核と放射」(八木浩輔_著・朝倉書店)を読んでみました。 ち..
-
真空中の電磁場(2)具体的に数式を考えてみましょう。真空中で、電荷をもった物質が存在しないケースを考えます。 つまり、ρ=0 、j=0 ということになります。 このときMaxwellの方程式は rotE+(..
-
真空中の電磁場(1)フォノンまでやったのだから、photonまでやらない手はないということで、真空中の電磁場を考えます。 古典論をベクトルポテンシャルで考えて、それを量子化しようという筋書きですね。 古典論で真空..
-
「波」ねえ。。備忘録『波のしくみ_「こと」を見る物理学』(佐藤文隆・松下泰雄共著/ブルーバックス)の記述は確かに分かり難い。波動方程式の導出までを、噛み砕いて書いておきましょう。 「波」というのは「こと」です。「も..
-
ラグランジュ形式とハミルトン形式解析力学の勉強でハミルトン形式をまだやっておりません。どうも感覚的に受け付けないというか、避けてしまいます。 ここはゆっくりやって行こうと思います。 [ラグランジュ形式] {qk},{q..
-
フォノンについて(2)前記事の続きですが、1次元調和振動子のハミルトニアンの単なる和の形になっているから、全体の波動関数はこれら \(N\) 個の1次元調和振動子の積として表わされ、エネルギー固有値は \(N\) 個の..
-
フォノンについて(1)「量子論」(小出昭一郎著、裳華房)という有名な本があり、この初版(昭和43年)をいつもの古本屋で300円くらいで入手しました(今は改訂版が出ているらしい)。この本の「フォノンとフォトン―場の量子論..
-
相互作用について(2)一応、このシリーズはこれで最後にしましょう。 前回記事の(ⅰ)~(ⅷ)に図示したものは、電子・陽電子・光子の素過程であり、その相互作用の強さは本質的に同じものです。 (ⅰ)と(ⅴ)の過程を組み..
-
相互作用について(1)今まで読んでいた本「真空・物質・エネルギー」も最後の段階となりました。 二種の場があり、それらが相互に影響を及ぼしあう場合を考えてみましょう。 例として、電磁場(A)と電子場(φ)の相互作用がどの..