記事「物理」 の 検索結果 1387 件
-
ハイゼンベルグ・パウリの場の量子化(6)前記事では真空状態を説明しましたが、ここから「一粒子状態」というのを考えてみましょう。 番号 k の振動子だけが基底状態から一つ上のエネルギー状態に移った状態です。 [一粒子状態] これ..
-
ハイゼンベルグ・パウリの場の量子化(5)生成演算子 a*(k) は番号 k の振動子のエネルギーを一単位、つまり ħω(k) だけ増加させる演算子ですが、この演算子は運動量を ħk だけ増加させる働きもあります。 この..
-
ハイゼンベルグ・パウリの場の量子化(4)消滅・生成演算子の交換関係を天下りで書いておくと、 [a(k),a(k')]=0 [a*(k),a*(k')]=0 [a(k),a*(k')]=0 (k≠k') [a(k),a*(..
-
ハイゼンベルグ・パウリの場の量子化(3)とりあえず、前記事の最後の式から a(k) とその複素共役を求めてみましょう。 この a(k) に eikx を掛けたものと a*(k) に e-ikx を掛..
-
ハイゼンベルグ・パウリの場の量子化(2)さて、「場は調和振動子の集合」という観点から、「古典場」のおさらいです。 調和振動子・単振動の式は次のようなものでした。 これは " ^ " が付いているので、運動量表示で..
-
ハイゼンベルグ・パウリの場の量子化(1)ここで、場の量子論の具体例を見ていくことになりますが、正直言って私自身細かいところは納得が行かないところもあります。 逡巡することがあると思いますが、そこは大目に見て下さいね。 扱う空間として..
-
量子場についてここから、やっと場の量子論に触れる準備が出来ました。ここで、なぜ相対論的な量子場か?ということを考えてみます。 いままでの知識をおさらいすると、 [古典場の理論] 物質の存在形態の2形態..
-
調和振動子の例(2)ではエネルギーの固有値問題 Hφ=Eφを解くことを考えましょう。 まずハミルトニアンを眺めると、xの2乗とpの2乗の和になっているので、複素数の絶対値の2乗とも考えられます。 この方向で考えてみま..
-
調和振動子の例(1)ハイゼンベルグ表示の量子力学の例として「調和振動子」に適用してみましょう。 調和振動子自体は何度も書いているので、別に新しい話をする訳ではなく「場の量子論」に繋げたいからという考えです。 次図..
-
ハイゼンベルグの量子力学実は、「古典的場の理論」→「場の量子論」の入門まで持っていきたいのです。 そのためには、量子力学(特に調和振動子)をおさらいしておかなくてはいけないのですが、ここではハイゼンベルグ流の考え方を速習し..
-
電磁場への応用と電磁エーテルの非在ここまで長々と「古典的スカラー場」を扱ってきましたが、これで電磁場を考えてみて、その上で「小物体」とか「バネ」とは何か?ということが問題となりますね。結論を言えばエーテルということになり、これは否定さ..
-
古典的スカラー場(13)ここで、「外力あるいは相互作用」がある場合の「場の運動方程式」に拡張することを考えます。 これは一度、出発点の小物体とバネの系に戻って考えてみることが良いでしょう。 番号 l の小物体には一定の外..