記事「短歌」 の 検索結果 17255 件
-
線路にそふ児童公園うんていに男児がひとり下がりてをりぬ
-
蜆とる舟の舳先をふうはりとゆりかもめ二羽かすめ飛びゆく
-
水路灯ひとつひとつにとまりゐる河鵜むきむき羽をかかげて
-
宍道湖の波止にあそべる黒鴨のはづくろひする羽に風くる
-
大工なりし舅は仕事の休憩を「煙草にするか」といひたり昭和
-
杖とハンカチを上がり框にそろへおく九十三歳投票の朝に
-
短歌人誌 十月号より その六ボックスのぼくの前の人 四つ目の駅に着くころには化け終わる 小林惠四郎 電車で化粧をなすの図。 わたしもオバタリアンとなり(オバタリアンがもう旧い)..
-
短歌人誌 十月号より その五大暑はや疲れはきざし電動のトイレの蓋に甘噛みされぬ 岡本はな 甘噛み、になんとも気怠い気分があらはれてゐる。 街に出るバスに急ぎし幾度のたかだか四..
-
短歌人誌 十月号より その四ちちははを迎えるための笹寿司を作らんがため新笹を採る 上野節子 新笹、に祈りの心が籠つてゐる。 いきどほることが生き甲斐なりし夏 大きな桃をざんぶと冷..
-
短歌人誌 十月号より その三あかときの蜘蛛の巣はらう竹箒背たかのっぽの息子が起きて来る 小原祥子 振り上げた竹箒の先つぽ透かして見えてくるのは、制多迦童子、のっぽさん、楽しい。 ..
-
短歌人誌 十月号より その二アカウントが墓標となりぬいつの日か我亡きあとのSNSの 植松豊 SNSやブログなどの整理も、終活のひとつになりにけるかも。 上一之、二之、三之町返..
-
短歌人誌 十月号より その一合歓咲けば春日井内科おもひいづ 木陰に人力車夫が待ちゐき 佐々木順子 合歓の木陰に人力車夫、懐かしい映画の一場面のよう。 祭日のとある私鉄の駅前で..