記事「短歌」 の 検索結果 17219 件
-
神無月 其の弐杉ばかり倒れ流れし台風禍 山も貧困町も貧困 白菜は推理小説の仮説だね 一枚ごとに真実の確信 霧冷や今は戦前かも知れぬ ましら呼び合ふ朝にしあれば 天..
-
長月私「最近の女の子みんな可愛いね」 友「マスクしてるからね」 私「中年の女性もきれいな人が多い」 友「ほうれい線隠れるからね」 私「・・・」 貧困の固定化進む世とな..
-
葉月鳥が糞落として去った飛行機が原爆落として去った黒い雨が落ちて差別が始まった 原爆忌人を演じる鵺のゐて 油照り海馬右脳でツイートす いま浮かび消えし言葉の酷暑かな 痩せ尻の骨こり..
-
文月御百度の満願の日の涼しさよ 夏衣二河白道の途上ゆへ 悪運ばかりの人生 猫が愚痴を聞きに来た 半日ハシビロコウ真似て瞑想三昧 命からがら逃げ帰ればお地蔵さまのえくぼ ..
-
水無月弁慶の泣きどころ打ち悶えれば 此れ妻の笑いどころと知る梅雨の夜かな シャンプー変えたんだね 月を見てる ふたりぼっち ミスすればすべて 「や~だ~」 で済ます妻 済んじゃいない..
-
皐月今朝夏や妻の二度寝の腑に落ちぬ 6時に起きれば良いものを、何故か5時にアラームをセットし、止めて二度寝を楽しむのだそうな。 理解の範疇を超える。 句で生きざまを見せるひと 句で..
-
卯月ひとりの人間はどれほど努力したとて ひと通りの人生しか生きられぬ 手すさびのギター弾く 「寄り添う」が常套句の人は遠慮してくれ 寄り添いたい人すでにこの世になし 弾き語り..
-
弥生ぬばたまの川面に揺らぐ微光あり 黄泉の世界は寂として音信不通 3.11くらい静かにと願へど それでも吠える外野席 家刀自の昔ばなしはループして 戦前戦中戦後戦前 クローンを..
-
如月伊東屋と鳩居堂をはしごして特上の一筆箋に永訣の一首 針穴から覗いたまま脇道歩みて前期高齢者 身に付かぬ教養日々の暮らしの中での過ちの積算はご破算 えらいこっちゃ豆喰われたぞ鬼やらひ 直葬の..
-
霜月も終わる私が静養中と聞き仲間が駆けつけてくれ、久し振りにオリジナルメンバー4人が揃った。同世代ということもあり、それぞれが抱える悩みや問題を語り合った。 逝ってしまった人のことや仕事の失敗、健康や病気の..
-
台風19号台風19号の進路予想は東京を目指している。我等が庵の時雨亭はコースのやや西側に位置し、それほど恐れることもないとは納得させつつも、狩野川台風規模の勢力と聞けば落ち着かない。 療養中の私如きが出向..
-
八月尽友人には簡単に事情を説明してしばらく更新を延ばしていたら、大嫌いなバナー広告が付いてしまった。消すためには記事をアップせねばならぬ。(一一") 気づけばもう15年もブログを書き続け、すでにあらか..